こんばんは、村上碧です。
今回は西洋占星術で重要なチャートのひとつ、「三重円」について書いてきたいと思います。エレオノーラでは発展講座で学習する項目です。
三重円とは、これまでに解説してきたプログレス(進行)とトランジット(経過)をネイタル(出生図)の上に重ね合わせ、三重にしたチャートのことです。読んで字のごとく、という感じですね(笑)
トランジットとプログレスについては、それぞれこちらの記事をご覧ください。
三重円では何がわかるの?
三重円では、
・ネイタルの持つ「占星術的な資質・才能」
・プログレスにおける「当面の人生のテーマ・心境」
・トランジットで受ける「外側からの刺激や影響」
の三要素をひとつのチャート上から総合的に読み解くことができます。
「未来予測」をする上では必須のチャートになりますが、これが読めるようになるとリーディングの幅がグンとひろがっていきますよ。
ただ、三重円を読みこなすには当然、ネイタル、プログレス、トランジットのリーディングにそれぞれ慣れ親しんでおく必要があります。
実際に三重円を見てみよう
これが実際の三重円です。
(三重円のチャートは占星術ソフト・ケプラーで出しています)

いちばん内側がネイタル、真ん中にプログレス、外側がトランジットのチャートがそれぞれ表示されています。
三重円はムズカシイ?
はじめのうち、三重円は目にするとものすごい圧迫感があります。
ともすると「これ、全部読むの???」という恐怖感がニガテ意識につながってしまいがちなのですが…
実は三重円って、プログレスとトランジットのリーディングにさえ親しんでいれば、読み解き自体はそう難しくないのです。
シンプルに手順を説明すれば、ネイタル→プログレス→トランジットの順に読み、つなげていくだけ。
まずネイタルでご本人の資質や才能を読み、プログレスで現在フォーカスしていることを読み、最後にトランジットで今リアルタイムの天体の動きから受けている影響、これから受ける影響をさぐる…という感じです。
より具体的なコツや手順、リーディングを深める工夫については、発展講座内でお伝えしています。
三重円を無料ホロスコープ作成サイト、Astrodienstで出すには?
三重円は無料ホロスコープ作成サイト、Astrodienstで出すことができます。
Astrodienstで出すとこんな感じです。

Astrodienstで三重円を出すやり方は、こちらのページをご覧くださいね^^