太陽は西洋占星術で使う天体の中でももっとも大切なもので、個人の「キャラクター」に深いかかわりを持つ星です。
ホロスコープ上では二重マルの記号で表示され、「表の顔」、「人生で目指すもの」、「力の源泉」といったものを表します。
入っている星座やハウスを見ることで、基本的な性格や、その人にとってどんなことが自己表現につながるかを探ることができるのです。
特に太陽星座はとてもポピュラーで、占いにまったく興味がない人でも、自分が何座くらいかは知っているほど。
太陽星座の特徴を読んで、「当たってる!」と思う方もいれば、「イマイチピンとこないな…」と思われている方もいることでしょう。
太陽はよく、

占い師

太陽星座だけでは浅いところまでしか読めませんし、最低でも10個の天体をみるのがホンモノの西洋占星術です!
みたいな文脈で語られがちで、わたしも分かりやすくするためにそういう言い方をしたりしているんですが…
裏を返せば、「太陽だけで性格を読み解く」という大胆な試みが生まれるほどにとても重要で、自分から見ても他人から見てもわかりやすい星なのだと思います。
もちろん、10天体を全体的に読まないと深いところまでみられないのは本当ですし(ここは本格的に学び始めるとよくわかるところだと思います)、言わずもがななのですが…
他のどの天体の特徴も、太陽という表のキャラを通して、目に見えてくるようなところがあるようにわたしは思います。
ですのでホロスコープを読む時は真っ先に着目するべきポイントですし、言うなれば、いちばん無視できない天体なのですね。
なお、「自分の太陽星座の特徴がしっくりこない」という方は、「素の顔」を示す月星座の特徴がより強く表れているタイプだからかもしれません。
月については、こちらをご覧くださいね。
■ご自分のホロスコープを作ってみたい方はこちらの記事をどうぞ
どの記号が何座にあたるかと、星座ごとの大まかなイメージはこちらをご覧ください。
