あ行


■IC(Imum Coeli)
アングルのひとつ。イムム・コエリの略で、第4ハウスのカスプにあたる。ホロスコープのもっとも低い位置で、「意識の谷底」などと言われる。もっとも私的な自分像にかかわるポイント。MCと対になる。

■アスペクト(Aspect)
ホロスコープ上の天体同士が作り出す角度のことで、「座相」とも。
もっとも使われているのは以下の6種類。

コンジャンクション(0度)
セクスタイル(60度)
スクエア(90度)
トライン(120度)
クインカンクス(150度)
オポジション(180度)

また、アスペクトには次のふたつの分類方法がある。

【メジャーorマイナー】
プトレマイオスが定めたアスペクトがメジャーで、それ以降の時代に考え出されたのがマイナー、という分類。
上記6種類の場合、マイナーアスペクトはクインカンクスのみで、それ以外は全部メジャーアスペクト。

【ソフトorハード(イージーorディフィカルト)】
吉の角度(ソフト)か凶の角度(ハード)かという分類。コンジャンクション(0度)のみニュートラル(吉凶混合)。

・ソフトアスペクト(イージーアスペクト)
セクスタイル(60度)トライン(120度)

・ハードアスペクト(ディフィカルトアスペクト)
 スクエア(90度)クインカンクス(150度)オポジション(180度)

■アセンダント(Ascendant)
アングルのひとつ。第1ハウスのカスプ。360度のチャートの円がはじまるポイント。Ascと表記されることも多い。日本語では上昇点。

アセンダントのサイン(上昇宮)で、ホロスコープの持ち主のペルソナ(表向きのキャラ)を読み解けるとされる。ディセンダントとは対になる。

■アプライ(Apply)
接近を参照のこと。

■アラビックパーツ(Arabic Parts)
ヘレニズム時代に使われはじめたとされる占星点群(天体などのように実在はしないけれども、一定の計算式ででてくるポイント)の総称。かなりの数があるが、メジャーなのはパート・オブ・フォーチュン。次いでパート・オブ・スピリットパート・オブ・マリッジなど。

ちなみにパート・オブ・フォーチュンの場合、計算式は「月+アセンダント-太陽」。

■アンギュラーハウス(Angular house)
第1、4、7、10ハウスのこと。これらはそれぞれアセンダントICディセンダントMCに接したハウスとなる。

■アングル(Angles)
ホロスコープの「軸」。アセンダントICディセンダントMCの総称。

■イグザクト(Exact)
天体同士がアスペクトを、誤差0度ピッタリで正確に形成すること。

■イクリプス(Eclipse)
食(月食日食)の総称。

■イコールハウス方式(Equal house system)
ハウス分割の技法のひとつ。アセンダントから単純に30度ずつ分割していくもの。今のようにパソコンがなく、手計算でホロスコープを書いていた時代には重宝がられていた。

■イージーアスペクト(Easy aspect)
セクスタイルトラインのように、「吉」の意味合いがあるアスペクトの総称。くわしくはアスペクトの項で説明。

■石川源晃(いしかわげんこう・1921-2006)
日本の占星学者(占星術ではなく、「占星学」)。東京工業大学卒。占星術をいわゆるエンタメ的な占いとしてではなく、論理的・分析的にとらえるスタンスを一貫して持ち続けた。

2006年に亡くなられているが、ご自身で作られたサイト「占いでない占星学」は残っている(2017年現在)。これを読むと、いかに氏が占星術からスピっぽいフワッとした概念をバッサリ切り捨てているかがよくわかる。

ちなみに、東洋系の占術(四柱推命など)を習得後に西洋占星術の世界に入った方なので、東洋占への造詣も深い。

■イーストポイント(East-point)
占星点のひとつで、「世俗的な名声」をあらわすとされるポイント。

■射手座(Sagittarius)
9番目のサイン二区分は陽、三区分は柔軟、四区分は火。ルーラーは木星。鷹揚で楽観的だが、悪く出ると夢追い人的になったり、大ざっぱになりやすくなる。

■イングレス(Ingress)
天体などがホロスコープ上で特定のサインハウスに突入すること。

■インコンジャンクト(Inconjunct)
クインカンクス(150度)のこと。

■インターセプト(Intercept)
どのホロスコープでもだいたいハウスごとにサインが変わっていくが、場合によっては同じハウスの中で次のサインが始まったり、一つのサインのなかにすっぽりおさあまってしまう現象が起きる。これをインターセプトという。日本語では「挟在(きょうざい)」。

■魚座(Pisces)
12番目のサイン。二区分は陰、三区分は柔軟、四区分は水。ルーラーは海王星。繊細で慈悲深いが、悪く出ると依存的になったり、過敏で傷つきやすくなる。

■エバーティン(Ebertin,Reinhold・1901-1988)
ラインホルト・エバーティン。占星術の技法・ミッドポイント(ハーフサム)を考案した、ドイツの占星術師。

■MC(Medium Coeli)
アングルのひとつ。メディウム・コエリの略で、第10ハウスのカスプにあたる。ホロスコープのもっとも高い位置。職業や仕事にかかわる、かなり重要度の高いポイント。ICとは対になる。

■エフェメリス(Ephemeris)
天文暦のこと。

■エレクショナル占星術(Electional astrology)
結婚式や引っ越しなどに適した、「吉日」を選ぶための占星術・技法。

■エレベート(Elevate)
第7~12ハウスに天体が入ること。

■エレメント(Element)
「四区分」のこと。サイン(12星座)を火・地・風・水の4つに仲間分けする概念。
火のサインは活発だが向こう見ず、地のサインは堅実だが保守的に過ぎる、風のサインは知的だが散漫、水のサインは情緒的だがウェッティなエネルギーを持つとされる。

火のサイン…牡羊座獅子座射手座
地のサイン…牡牛座乙女座山羊座
風のサイン…双子座天秤座水瓶座
水のサイン…蟹座蠍座魚座

■牡牛座(Taurus)
2番目のサイン二区分は陰、三区分は不動、四区分は地。ルーラーは金星。美意識が高くおっとりしているが、悪く出ると頑固になったり、現世利益的な思考になりやすくなる

■乙女座(Virgo)
6番目のサイン二区分は陰、三区分は柔軟、四区分は地。ルーラーは水星。細やかで分析にたけるが、悪く出ると小うるさく、神経質になりやすくなる。

■オーバーロード(Overload)
10天体のうち3つ以上の天体が同じサイン、もしくはハウスに入っていること。対象のサイン、ハウスの持つ意味合いが強調されると読む。

■牡羊座(Aries)
1番目のサイン二区分は陽、三区分は活動、四区分は火。ルーラーは火星。エネルギッシュで快活だが、悪く出ると攻撃的になったり、傍若無人になりやすくなる。

■オーブ(Orb)
アスペクトの「許容度」。どんなアスペクトでも誤差0度ピッタリでつくられることはまれなので、ある程度の誤差をみとめている。これをオーブという。

この誤差を何度までとるか、という厳密な決まりはないので、オーブの設定はひとそれぞれ。ただ、狭ければ狭いほどエネルギーや精度が増す、とされている。

■オポジション(Opposition)
アスペクトのひとつで、180度のこと。「衝」とも。
天体同士のエネルギーが極端&不安定になり、釣り合いを必要とする。

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か行

■カイト(Kite)
複合アスペクトのひとつ。グランドトラインを作る天体のひとつにオポジション、残りふたつにセクスタイルを取る天体が配置されて、ホロスコープ上に大きな凧のような形があらわれる。

グランドトラインよりも動きがあり、前向きに使えば強運をもたらしやすいが、強力な調和のエネルギーは、うまく使わないと「逃げ」に走りやすい。

■海王星(Neptune)
記号は♆。魚座ルーラー
理想や夢、インスピレーション、スピリチュアルなどのファンタジー的要素をつかさどるが、使いすぎると現実感を失いやすい弱点も。

海王星についてくわしく知りたい方はこちらのページを。

■鏡リュウジ(1968~)
日本の占星術研究家・翻訳家。心理学的なアプローチを行うことで、それまでどうしても胡散臭いイメージばかりが先行しがちだった「占い」という世界に、アカデミックな新風を吹き込んだ。占星術やタロットに関する著書や訳書は多数で、その内容もエンターテイメント系から占術の歴史的背景や象徴にせまるものまで、非常に幅広い。

なお、氏の著書「はじめての占星術」「星のワークブック」は、占星術に興味を持ち始めた初心者さんにおすすめ。
(初心者向け占星術本紹介のページはこちら)

■カスプ(Cusp)
ハウスとハウスを分ける区切り線。

■火星(Mars)
記号は♂。牡羊座ルーラー
戦いや闘争心、自己主張をつかさどる。エネルギッシュな天体だが、使い方が悪いと喧嘩っ早くなったり、攻撃的になったりする。

火星についてくわしく知りたい方はこちらのページを。


■活動(Cardinal)

クォリティの「活動」を参照。

■カーディナル(Cardinal)
クォリティの「活動」を参照。

■カデントハウス(Cadent house)
第3、6、9、12ハウスの総称。アンギュラーハウスサクシデントハウスよりもパワーは弱い。

■蟹座(Cancer)
4番目のサイン。二区分は陰、三区分は活動、四区分は水。ルーラーは月。柔和で面倒見が良いが、悪く出るとヒステリック、身内主義的な思考になりやすくなる

■カルミネート(Culminate)
第9、10ハウスに天体が入ること。第9、10ハウスに天体がない場合は、エレベートしている天体で一番MCに近いものを採用する。

■感受点(Sensitive point)
天体占星点をひっくるめてあらわす言葉。

■逆行(Retrograde)
ホロスコープ上を運行する天体がある時を境に一定期間逆方向にさかのぼる現象。あくまで見かけ上の話であり、天文学的に本当に天体が逆向きに動いているわけではないので注意。

逆行が始まるタイミングや期間は天体によって異なるが、太陽と月は逆行がない。⇔順行

■キロン(Chiron)
小惑星のひとつ。発見されたのは1977年とわりと最近だが、いまや主要10天体と同じくらいに重要視されている。

魂の傷と心の癒しに深くかかわっている天体で、医師や看護師、セラピストといった職業の方のホロスコープでは、なんらかの形で目立っていることも多い。

■金星(Venus)
記号は♀。牡牛座天秤座のルーラー。太陽から48度以上離れることはない。
愛情や豊かさ、リレーションシップをつかさどる。優美さをたたえた天体だが、使い方が悪いとルーズになったり、依存的になったりする。

金星についてくわしく知りたい方ははこちらのページを。

■クィンカンクス(Quincunx)
アスペクトのひとつで、150度のこと。インコンジャンクトとも。
天体同士の間にすれちがいを起こすので、なんらかの調整が必要になる。

■クォリティ(Quality)
「三区分」のこと。サイン(12星座)を活動・不動・柔軟の3つに仲間分けする概念。本によってはモダリティ、様相と書かれていることも。活動はものごとを始める、不動はものごとを完成させる、柔軟はものごとを拡散・接続するエネルギーをもつとされる。

英語ではそれぞれカーディナル、フィクスト、ミュータブル。

活動のサイン…牡羊座蟹座天秤座山羊座
不動のサイン…牡牛座獅子座蠍座水瓶座
柔軟のサイン…双子座乙女座射手座魚座

■グランドクロス(Grand cross)
複合アスペクトのひとつ。4つの天体が2つのオポジション、4つのスクエアを作り、ホロスコープ上に大きな正四角形があわられる。天体はいずれもクォリティが共通するため、「活動」「不動」「柔軟」の3パターンがある。

持ち主に強大な葛藤と緊張のエネルギーをもたらすが、そのストレスフルさがかえって本人をなんらかの行動へと駆り立てる原動力になる。一般的には大凶のアスペクトなどと言われたりするが、ケタちがいの偉業の達成などにもつながることも。

そのためか、このアスペクトを持つ人は、良くも悪くもいわゆる「大物」が多い。

■グランドセクスタイル(Grand sextile)
複合アスペクトのひとつ。6つの天体がお互いにセクスタイルを取り、ホロスコープに大きな六角形&ダビデの星があらわれる。セクスタイル6つのほかに、トライン6つ、オポジション3つが含まれる。

めったにつくられない、かなりレアな配置。強力な調和のエネルギーを持つが、持ち主がそれを自覚し、生かそうと意識をしないと宝の持ち腐れに。

■グランドトライン(Grand trine)
複合アスペクトのひとつ。3つの天体がそれぞれトラインの関係になり、ホロスコープ上に大きな正三角形があらわれる。天体はいずれもエレメントが共通しているため、「火」「地」「風」「水」の4つのパターンがある。

大幸運のアスペクトとよく言われる。実際に努力をしなくてもものごとがうまくいきやすくなるためだが、本人がこのアスペクトに甘えると成長が止まり、怠惰にもなりやすいので、こうしたデメリットもきちんと把握しておく必要がある。

■グリニッジ標準時(Greenwich Mean Time)
かつては国際的な基準時刻・世界各地域の基準時だった。現在は協定世界時に変更されている。GMTと略して書かれる。

■グレゴリウス暦(Gregorian calendar)
現在世界で採用されている暦。

■クロノクレーター(Chronocrator)
年齢域のこと。

■経過図(Transit chart)
トランジット

■夏至(Summer solstice)
太陽が蟹座0度に入る瞬間。だいたい6/22くらいにおきる。

■夏至図(Summer solstice chart)
マンデン占星術の四季図のひとつで、夏至の瞬間をとらえたホロスコープ。春分図の補助的な役割をにない、夏至から秋分までの四半期の社会情勢を読むのに用いられる。

■月食(Lunar eclipse)
太陽と月が、月のノードの近くでオポジションになると起きる現象。⇔日食

■月相(Moon phase)
月の見え方。太陽と月の角度で、光っている部分、陰になる部分の割合が変わる。ディーン・ルディアは生まれた時の月相も、個人のパーソナリティに影響を及ぼすと提唱した。

■ケプラー(Kepler,Johannes ・1571-1630)
ヨハネス・ケプラー。「ケプラーの法則」を発見した、ドイツの天文学者にして占星術師。

■公転(Revolution)
主星のまわりを天体が回ること。太陽系は太陽のまわりを公転している。

■公転周期(Period of revolution)
1回公転するのにかかる時間。天体によってかなり異なる。

■黄道(Ecliptic) 
太陽の通り道。
白道

■黄道十二宮(Zodiac)
12星座(サイン)のこと。それぞれの呼称は下記のとおり。

白羊宮(はくようきゅう)⇒牡羊座
金牛宮(きんぎゅうきゅう)⇒牡牛座
双児宮(そうじきゅう)⇒双子座
巨蟹宮(きょかいきゅう)⇒蟹座
獅子宮(ししきゅう)⇒獅子座
処女宮(しょじょきゅう)⇒乙女座
天秤宮(てんびんきゅう)⇒天秤座
天蝎宮(てんかつきゅう)⇒蠍座
人馬宮(じんばきゅう)⇒射手座
磨羯宮(まかつきゅう)⇒山羊座
宝瓶宮(ほうへいきゅう)⇒水瓶座
双魚宮(そうぎょきゅう)⇒魚座

■ゴークラン(Michel Gauquelin,1928-1991)
ミシェル・ゴークラン。フランスの占星術師。もとは心理・統計学畑出身で占星術には懐疑的だった。が、占星術がインチキであることを証明しようと、とあるデータを分析した結果、逆に占星術にハマってしまったというミイラ取り的経歴の持ち主。1991年に自殺。

■コッホハウス方式(Koch house system)
ハウス分割の技法のひとつ。現在はプラシーダスハウス方式がメジャーだが、プラシーダスは高緯度帯の場合に使えない(ハウスに極端な開きが出てしまう)という弱点がある。コッホはその点を気にせず使えるとして人気がある。

■コンジャンクション(Conjunction)
アスペクトのひとつで、0度のこと。「合」とも。ふたつの天体のエネルギーを強力に融合させる。

■コンフィギュレーション(Configuration)
ホロスコープの類型(パターン)。ホロスコープ上での天体の散らばり方は、以下のようなパターンにわけることができる。
これを見ることで、おおまかにホロスコープの持ち主のエネルギーの傾向をさぐることができる。

スプラッシュタイプ
ボウルタイプ
バケットタイプ
ロコモーティブタイプ
シーソータイプ
スプレータイプ

■コンプロマイズ(Compromise)
複合アスペクトのひとつ、調停のこと。

■コンポジット(Composite)
合成。相性を見るときに重要な技法。複数の人数のホロスコープを用い、全員分の中間値を使ってひとつのホロスコープを作成する。
対象の人々が「ひとつのユニット」になったとき、どういうエネルギーを帯びるのかを見ることができる。

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さ行

■サイデリアル方式(Sidereal)
トロピカル方式は毎年春分に太陽が入ったポイントを12サインのはじまりにし、サインを12分割するが、実際のところこれでいくと歳差の影響で春分点は徐々に後退する。一方でサイデリアル方式は実際にある恒星を基準ポイントにして12サインを分割していくので、このズレは起こらない。

西洋占星術はほぼトロピカル方式に基づいているが、インド占星術はサイデリアル方式を採用している。インド占星術で出生図を出すと、太陽の星座がひとつ前にズレすのはそのためである。⇒トロピカル方式

■サイン(sign)
いわゆる「星座」を指す。一般的に星座は牡羊座、牡牛座…などと呼びあらわされているが、本来なら牡羊サイン、牡牛サイン…というほうが好ましい。

■サクシデントハウス(Succeedent house)
第2、5、8、11ハウス。エネルギーの強さは、アンギュラーハウスカデントハウスの真ん中。

■蠍座(Scorpio)
8番目のサイン二区分は陰、三区分は不動、四区分は水。ルーラーは冥王星。求道的で情念が強いが、悪く出ると執念深さに転じたり、自分の考えを曲げづらい。

■サターンリターン(Saturn return) 
リアルタイムで運行している土星出生図の土星の位置に戻ってくること。約29.5年ごとに起こる。この時期は、今までの来し方を振り返り、今後の生き方を見直しせざるを得ないようなできごとが起こりやすいとされる。

なにかと節目のように言われる「アラサー」、そして退職・隠居者が多くなる「アラカン」であるが、占星術的にも意味合いが大きい年頃なのだ。さすがに三度目、四度目は迎えられる人は限られてくるけれど…

■サビアンシンボル(Sabian symbol)
1925年、アメリカの占星術師、マーク・エドモント・ジョーンズが、霊能者エリス・フィラーにホロスコープの360°すべての度数分についてのイメージをチャネリングしたもの。のちにディーン・ルディアが普及させた。

360の度数すべてに、美しい詩文を持たせている。成り立ち的にオカルトっぽさが強い概念なので、占星術師のなかでも抵抗を示す向きも多い。

(わたし自身、サビアンの起源について知ったとき「うっさんくさ~」、と思ってしまったが、鏡リュウジ氏も訳書「サビアンで読み解く運命辞典」 に「最初はうさんくさいと思った」といったようなことを書かれていて、それを見た時なぜか妙に安心した記憶がある笑)

個人的にはプログレスなどで特に重要視している。

なお、サインは各0~29°刻みになっているが、サビアンは1~30°刻みで構成されているので、サビアンシンボルを調べる際は1度分プラスして見る必要がある。

サビアンシンボルについてくわしく知りたい方は、松村潔氏の「愛蔵版 サビアン占星術」がおすすめ。

(サビアンについては直居あきら氏の書籍「定本 サビアン占星学」「直居サビアン占星学」にも詳しいが、初心者には難解かな~と思われる)

■三区分(Quality)
クオリティを参照のこと。

■三重円
出生図(ネイタル)経過図(トランジット)進行図(プログレス)を三重にかさねたホロスコープ。

■潮島郁幸(しおじま ゆうこう・1903年-没年不詳)
日本における占星術研究の先駆けとなった人物のひとり。 1965年に日本占星学研究所を設立。ルル・ラブア氏の師にあたる。

■ジオセントリック(Geocentric)
地球からの視点で作成された、通常のホロスコープ作成方式。⇒ヘリオセントリック

■四季図
春分図夏至図秋分図冬至図の総称。マンデン占星術で使用する。

■始源図(Inauguration chart)
国家や都市、企業、法律や制度などが成立した日時のホロスコープ。マンデン占星術で使用する。

■獅子座(Leo)
5番目のサイン二区分は陽、三区分は不動、四区分は火。ルーラーは太陽。クリエイティブでリーダーシップに富むが、悪く出ると支配的・虚飾的になりやすくなる。

 

■シーソータイプ (seesaw type) 
ホロスコープの類型(パターン)のひとつで、天体が対向する形でふたつのグループにわかれ、オポジションを多数形成している状態。客観性に富むが、メンタル的に疲弊もしやすい。⇒ホロスコープの類型

■支配星(Ruler)
それぞれのサインを支配する星。単純に英語でルーラーと書かれることも多い。また、「守護星」の訳も同意で使われている。
どのサインを何の天体が支配しているかは以下の通り。カッコ内の星は、その天体が発見される以前に支配星とされていたもの。

牡羊座…火星
牡牛座…金星
双子座…水星
蟹座…月
獅子座…太陽
乙女座…水星
天秤座…金星
蠍座…冥王星(火星)
射手座…木星
山羊座…土星
水瓶座…天王星(土星)
魚座…海王星(木星)

■ジャン・スピラー(Jan Spiller・生年不詳)
アメリカの占星術師。スピリチュアル色が強い。日本で根強い人気を誇る「新月の願い事」の提唱者。新月の願い事について知りたい方は、彼女の著書「新月のソウルメイキング」を読むといいかもしれない。


■柔軟(Mutable)

クォリティの「柔軟」を参照。

■秋分(Autumnal equinox
太陽が天秤座0度に入る瞬間。だいたい9/23くらいにおきる。

■秋分図(Autumnal equinox chart
マンデン占星術の四季図のひとつで、秋分の瞬間をとらえたホロスコープ。春分図の補助的な役割をにない、秋分から冬至までの四半期の社会情勢を読むのに用いられる。

秋分点(Autumnal equinox point
天の赤道と黄道の交点のうち、秋分時に太陽が来るポイント。

■出生時間(Birth time)
出生図を作成するのに必要な情報。おもな確認手段は母子手帳。なんらかの事情で母子手帳がない場合は、生まれた病院に問い合わせるか、本籍地の法務局に問い合わせるとまれにわかる場合もあるようだ。ただし、法務局の出生届保存期間は27年となっているようで、それ以降は廃棄されている可能性も。

どうしてもわからない場合、一番誤差の少ない正午(PM12:00)で計算する。

何をもって出生とするかは、胎児が母体から出て自力で呼吸をした瞬間、つまり産声を上げた瞬間となる。

■出生図(Birth chart)
個人の出生情報(生年月日、出生地、出生時間)をもとに出したホロスコープ。一般的に「ホロスコープ」というと大多数の人が想像するのはこれ。「ネイタル(Natal)」とも。

■10天体
太陽水星金星火星木星土星天王星海王星冥王星の10個の天体をさす。

■ジュノー(Juno)
四大小惑星のひとつ。1804年に発見された。女性の権利・主張や結婚をつかさどる天体。なんらかの形でこの天体がきわだっていると、勝ち気で我が強くなる傾向が。

■順行(Direct)
天体が逆行せず通常通り運行している状態⇒逆行

■春分(Vernal equinox)
太陽が牡羊座0度に入る瞬間。だいたい3/21くらいにおきる。

■春分図(Vernal equinox chart)
マンデン占星術四季図のひとつで、春分の瞬間をとらえたホロスコープ。春分図は四季図のなかで最も重要なもので、春分から夏至までの四半期だけでなく、来年の春分までの1年間の社会情勢を読むのに用いられる。

■春分点(Vernal point) 
天の赤道と黄道の交点のうち、春分時に太陽が来るポイント。西洋占星術(トロピカル方式)では、この春分点を牡羊座0度としている。

■小惑星(Asteroid)
その名の通り小さな惑星。何千という数があるが、メジャーなのはキロンと四大小惑星のセレスパラスジュノーベスタ

■シングルトン(Singleton)
バケット型のホロスコープで、ひとつだけ離れた取っ手の部分に当たる星を指す。また、10天体のエレメントの割合を出したとき、1つの天体しか持たないエレメントがある場合、それをシングルトンと言う。

(例…火が3、地が3、風が1、水が3の場合、風がシングルトン)

■新月(New moon)
月相のひとつで、太陽と月がコンジャンクション(0度)の状態。月に太陽の光がまったくあたらず、闇夜に溶けたよう見えなくなっている。「はじまり」のエネルギーが強いとされる。

■進行図(Progress)
プログレス

■水星(Mercury)
記号は☿。双子座乙女座のルーラー。太陽から28度以上離れることはない。

思考やものの見方、知的興味の方向性つかさどる。才気あふれる天体だが、使い方が悪いと小ズルくなったり、早計になったりする。

水星についてくわしく知りたい方はこちらのページを。

■スクエア(Square)
アスペクトのひとつで、90度のこと。「矩(く)」とも。
天体同士のエネルギーがぶつかり合い、葛藤する。

■スターゲイザー(Stargazer)
小曽根秋男氏が開発した占星術ソフト。出生図や進行・経過などをはじめ、ハーフサム(ミッドポイントのこと)の算出やサビアンの表示など、幅広い機能を備えている。日本語ソフトということもあり、愛用者多数。

■ステリウム(Stellium)
複合アスペクトのひとつで、10度以内の範囲に3つ以上の天体が集中するもの。天体が集中しているサインやハウスの意味合いを強める。ただし、ステリウムの定義はこれ以外にも諸説ある。

■スプラッシュタイプ (Splash type)
ホロスコープの類型(パターン)のひとつで、天体がホロスコープ上にかたよりなく散らばっているタイプ。オールラウンダー的なエネルギーをおびるとされるが、ひとつのものごとを極めにくい。

■スプレータイプ(Spray type)
ホロスコープの類型(パターン)のひとつで、天体がホロスコープ上の天体が3つのグループにわかれるタイプ。グランドトラインが作られるケースも多く、全体的に調和的なエネルギーに満ちているが、怠惰になりやすい弱点も。

■星座
サインを参照のこと。

■セクスタイル(Sextile)
アスペクトのひとつで、60度のこと。「六分」とも。
天体同士が調和する「可能性」を示すが、意識しないことには光が当たりにくい。

■セスキコードレート(Sesquiquadrate)
マイナーアスペクトのひとつで、135度。摩擦を示す。セスキスクエアとも。

■セスキスクエア(Sesquisquare)
セスキコードレートのこと。

■接近(apply)
天体同士がアスペクトを作らんとして近づいている期間のこと。

■セパレート(Separate)
分離を参照のこと。

■セプタイル(Septile)
マイナーアスペクトのひとつで、51度25分43秒。神秘、宿命、秘匿といった意味をもつ。

■セミヨド(Semi-yod)
複合アスペクトのひとつ。ヨッドがやや弱まったバージョン。天体が30度ごとに3つ並ぶ状態。

■セレス(Ceres)
四大小惑星のひとつ。1801年に発見された。慈悲や養育、豊穣をつかさどる天体。

■占星術(Astrology)
星の動きを観察することによって未来を予測したり、個人のパーソナリティーを分析・自己発見につなげたりするアプローチ。

■占星点
天体のように実在はしないが、占星術上の一定の計算式で算出されるポイントの総称。月のノード(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)アラビックパーツイーストポイントバーテックスリリス(月の遠地点)などはこれにあたる。

■ゾディアック(Zodiac)
⇒獣帯(12サインからなる帯状の輪)。単純に12サインを指すことも多い。

■ソフトアスペクト(Soft aspect)
アスペクトの分類のひとつで、いわゆる「吉意」をもつアスペクト群。詳しくはアスペクトの項を参照のこと。

■ソーラーリターン(Solar return)
リアルタイムで運行する太陽が、出生図の太陽とぴったり重なることで、毎年誕生日の前後に起きる。この瞬間をとらえたホロスコープは、ソーラーリターンチャートと呼ばれ、ソーラーリターンから次の誕生日の前日までの流れをとらえるのに使われる。

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た行

■タイト(Tight)
形成されたアスペクトオーブ(誤差)がきわめて少ない(よりイグザクトに近い)状態。

■太陽(Sun)
記号は◎。獅子座ルーラー
表での顔、アイデンティティ、力の源泉をつかさどる。その人らしさを表現するための天体だが、使い方が悪いと我が強く、もしくは逆に引っ込み思案になることも。
月とともに個人のキャラクター(性格)に深いかかわりをもち、10天体の中でも最も重要。

ちなみに太陽と月は合わせてライツ、もしくはルミナリーと称されることがある。いずれも、太陽と月が10天体の中で光り輝いている天体であることに由来する。

太陽について知りたい方はこちらのページもどうぞ。

■ダークムーン(Dark moon)
リリスのこと。

■調停(Compromise)
複合アスペクトのひとつ。オポジションをとる2つの天体に対し、片方にトライン、片方にセクスタイルを取る第3の天体が配され、ホロスコープ上に直角三角形があらわれる。第3の天体がオポジションの緊張関係を克服するキーになる。単純に英語でコンプロマイズ、メディエイションとも。

■調波(Harmonics)
ドイツの占星術師・クラフトが創始し、イギリスの占星術師・アディーが確立した技法。もととなるホロスコープに数学的な加工(主にハーモニックナンバーという数字を掛け算する)を行い、別のホロスコープを算出、リーディングするもの。

ちなみに石川源晃氏はご自身で「石川の分割調波」という理論を考案・発表している。

■月(Moon)
記号は☽。蟹座ルーラー
私的なプライベートでの顔、母性、子供時代をつかさどる。たおやかなやさしさに満ちたの天体だが、使い方が悪いと不安定になったり、感情過多になることも。
太陽とともに個人のキャラクター(性格)に深いかかわりをもち、10天体の中でも最も重要。

ちなみに太陽と月は合わせてライツ、もしくはルミナリーと称されることがある。いずれも、太陽と月が10天体の中で光り輝いている天体であることに由来する。

月について知りたい方はこちらのページもどうぞ。

■月のノード(Lunar node)
ノースノードとサウスノードの総称。月の軌道(白道)と太陽の軌道(黄道)の交点。

ノースノードとサウスノードにはいろいろな表記や呼称があり、「ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル(龍頭・龍尾)」、「昇交点・降交点」、「北節・南節」などがある。
両者はつねにオポジション(180度)の関係にあり、人のカルマ全般をつかさどるとされる。

具体的にはノースノードは今世での課題、サウスノードは前世までにためてきた因果や習熟しているものごとをさすといわれる。

なお、月のノード付近で太陽と月がコンジャンクション(0度)になると日食が、オポジション(180度)になると月食が起きる。

ちなみにインド占星術では、ノースノードをラーフ(羅睺・らご) 、サウスノードをケートゥ(計都・けいと)という。

■ディグニティ(Dignity)
日本語訳は「品位」。天体の「居場所」に関する概念で、古典占星術では重要視される。

ディグニティは「天体とサインの間に相性があり、相性のよいサイン内ではのびのびとパワーを発揮するが、逆に悪いサイン内では思うように力を発揮できない」という考えにもとづき、その相性の良しあしの「レベル」を数値化させ、計算することができる。

また、ディグニティには「エッセンシャル・ディグニティ(基幹品位)」「アクシデンタル・ディグニティ(流動品位)」の2通りの概念がある。

なお、ホロスコープ上でいちばん品位のよい天体を、アルムーテン(Almuten・最強星)と呼ぶ。

■Tスクエア(T-square)
複合アスペクトのひとつ。オポジションをとる2つの天体の中間に、ひとつそれぞれにスクエアを取る別の天体が配され、ホロスコープ上に二等辺三角形があらわれる。

グランドクロスの弱いバージョンで、もたらされる葛藤や不調和の度合いはやや軽くなる。

■ディスポジター(Dispositor) 
ホロスコープ上の10天体ルーラーを割り出した配列。

最終的に1つのファイナルディスポジター(根・以下FD)という天体に行き着くパターン、複数のFDができるパターン、FDができず、配列がある箇所で「ループ」するパターンがある。

FDはホロスコープの持ち主の「意思決定」に強い影響を及ぼし、少ないほど決断力が強いとされる。逆にループする場合はループする天体たちの間で迷いが生じやすくなるという。

また、ミューチュアル・レセプションといって、配列のどこかにルーラーが入れ子になっている関係性の天体たちを含む場合も。

ディスポジターについては石川源晃氏の著書、「辞典・占星学入門ー星の言葉を聞こう 新しい占星学の時代での用語解説」に詳しい。

■ディセンダント(Descendant)
アングルのひとつで、第7ハウスのカスプ。Dscと表記されることも多い。日本語では下降点とも。

ディセンダントのサインで(下降宮)、社会とのかかわり方、苦手なことを読み解けるとされる。アセンダントとは対になる。

■ディフィカルトアスペクト(Difficult aspect)
スクエアやオポジションなど、いわゆる「凶意」を示すアスペクト群の総称。くわしくはアスペクトの項目を参照のこと。

■デーカン(Decan)
各サインは0~29度きざみだが、それをさらに0~10度(第1デーカン)、11~20度(第2デーカン)、21~29度(第3デーカン)に3分割する概念。それぞれにルーラーを持たせている。

第1デーカンのルーラーは各サインのルーラーと同じ。第2、第3デーカンのルーラーは、それぞれのサインとトラインの関係にあるサインのルーラーとなる。

■テトラビブロス(Tetrabiblos)
西洋占星術の父・プトレマイオスによる西洋占星術の原典にして、現存する最古の「占星術教科書」である。ここで取り上げられているアスペクトが、メジャーアスペクトとされている(くわしくはアスペクトの項を参照のこと)。「4つの書」と訳される。

■天王星(Uranus)
記号は♅。水瓶座ルーラー
オリジナリティ、変革、素早い変化をつかさどる。個性の表現にふかくかかわる天体だが、使い方が悪いと風変わり、反逆的になったりする。

天王星についてついて知りたい方はこちらのページもどうぞ。

■天秤座(Libra)
7番目のサイン二区分は陽、三区分は活動、四区分は風。ルーラーは金星。洗練されていてバランス感覚にすぐれるが、悪く出ると優柔不断で軸がブレやすくなる。

 

■天文暦(Ephemeris)
各天体の運行状況を年・月ごとに一覧表にした書物。エフェメリスとも。占星術ソフトなどで出すこともできるが、トランジットを読むときに手元にあったほうが断然効率が良い。リーディングやセッションするなら必携。

国内でも天文暦は複数出ているが、わたしが愛用しているのは「21世紀占星天文暦」。わたしの発展講座を受ける受講生さんには、一律これを購入してもらっている。

■冬至(Winter solstice
太陽が山羊座0度に入る瞬間。だいたい12/22くらいにおきる。

■冬至図(Winter solstice chart)
マンデン占星術の四季図のひとつで、冬至の瞬間をとらえたホロスコープ。
春分図の補助的な役割をにない、冬至から春分までの四半期の社会情勢を読むのに用いられる。

■トゥルーノード(True node) 
ノースノード・サウスノード(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)の算出方法のひとつ。月の実際の位置から計算する。
ミーンノード

■土星(Saturn)
記号は♄。山羊座ルーラー
統制、制限、試練をつかさどる。抑え込む力の強い天体で重苦しいイメージを持たれがちだが、地に足をつけ、現実に即し、自分を律していくのには欠かせない。

土星についてくわしく知りたい方はこちらのページもどうぞ。

■トライン(Trine)
アスペクトのひとつで、120度のこと。
天体同士のエネルギーが、なかば自動的に調和する。

■ドラゴンテイル(Dragon tail)
⇒サウスノードのこと。詳しくは月のノードを参照。

■ドラゴンヘッド(Dragon head)
⇒ノースノードのこと。詳しくは月のノードを参照。

■トランジット(Transit)
占星術の未来予測の技法のひとつ。リアルタイムの天体の動きから、その影響ををリーディングするもの。

単独で使われることもあれば、出生図、もしくは出生図・進行図(プログレス図)と合わせて二重円・三重円で使われることも。
プログレスとは対照的に、外部からもたらされる影響を読み取ることが目的となる。

■トランス・サタニアン(Trans-Satanian) 
「土星以遠の天体」を意味することばで、天王星海王星冥王星の総称。古典派の占星術師は使用しない。

■トロピカル方式(Tropical)
毎年春分に太陽が入ったポイントを12サインのはじまりにし、サインを12分割する占星術。ただし、歳差の影響で春分点は徐々に後退する。一方でサイデリアル方式は実際にある恒星を基準ポイントにして12サインを分割していくので、このズレは起こらない。

西洋占星術はほぼトロピカル方式に基づいているが、インド占星術はサイデリアル方式を採用している。⇒サイデリアル方式

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な行

■直居あきら(なおいあきら・1941~)
日本の占星術師。サビアン研究で知られている。サビアンを普及させたディーン・ルディアに師事したという稀有なお方。サビアンについての書籍、「定本 サビアン占星学」「直居サビアン占星学」などを執筆している。

■涙の度数 (Degrees of Tears) 
各サインの29度をさす。ここに感受点があると、その感受点にまつわる悲しい出来事を引き起こしやすいといわれている。

■二区分(Polarity)
ポラリティを参照のこと。

■日食(Solar eclipse)
太陽と月が、月のノードの近くでコンジャンクションになると起きる現象。⇔月食

■根(Final dispositor)
詳しくはディスポジターを参照のこと。ホロスコープ上の10天体のルーラーを割り出した配列の「終端」。1つとはかぎらず、複数の根を持つ人もいれば、まったくもたない人もいる。

■ネイタル・チャート(Natal chart)
出生図のこと。単純にネイタルということも。

■年齢域(Chronocrator)
10天体それぞれに人の年齢を割り当てる概念。それぞれの年齢域の期間、割り当てられた天体特に重要な役割をはたすといわれる。年齢の割り当て方は諸説あるが、目安としては下記の表を参考に。クロノクレーターとも。

■ノーアスペクト(No aspect)
アスペクトが作られていない状態をさす。ノーアスペクトの天体は糸の切れた凧のようにふらふらしやすかったり、もしくは暴走しやすかったりする。

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は行

■ハウス(House)
ホロスコープ上における、12個の部屋。「室」と訳される。ホロスコープの中心部にハウスの番号がふられている。

12個の人生におけるさまざまな領域をしめす。天体が入っているハウスをみると、その天体がどの領域で生かしやすいかを読むことができる。

どのハウスがなんの領域を示すかは下記を参照のこと。

■白道(Moon’s path)
月の通り道。
黄道

■バケットタイプ(Backet type) 
ホロコープの類型のひとつで、ボウルタイプの変化球バージョン。ボウルタイプのお椀型の天体配置のうえに星がひとつ配され、バスケットのようになっている状態。

集中している天体たちを、1つ離れている天体が引っ張っていく(1つの離れている天体を通して、残りの天体のエネルギーが発揮される)。

なお、1つ離れた天体をさして、シングルトンという。

■バーテックス(Vertex)
東でプライムバーティカル(天頂から天底を結ぶ線)が黄道と交わる点。宿命を示す占星点といわれている。ちなみに180度反対側のポイントはアンチバーテックスとなる。

■ハードアスペクト(Hard aspect)
アスペクトの分類のひとつで、いわゆる「凶意」をもつアスペクト群。詳しくはアスペクトの項を参照のこと。

■パート・オブ・スピリット(Part of spirit)
アラビックパーツで、もっとも有名なもののひとつ。精神面での豊かさを示すといわれる占星点。

■パート・オブ・フォーチュン(Part of fortune)
アラビックパーツのひとつで、多数あるなかでももっとも有名なもの。しばしば「幸運の座」と訳される。読んで字のごとくだが、これが入っているサインやハウスに関して幸運に恵まれやすいといわれる。フォルトゥナとも。

■パート・オブ・マリッジ(Part of marriage)
アラビックパーツで、もっとも有名なもののひとつ。結婚の時期を予測するのに使う占星点。

■ハーフサム(Half-sum)
ミッドポイント

■ハーモニクス (harmonics)
調波

■パラス(Pallas)
四大小惑星のひとつ。1802年に発見された。創造、知恵、男性社会における女性性などをつかさどる天体。


■品位(Dignity)
ディグニティ


■フィクスト(Fixed)
クォリティの「不動」を参照のこと。

■フォルトゥナ(Fortuna)
パート・オブ・フォーチュンのこと。


■複合アスペクト
3つ以上の天体からなるアスペクトの総称。代表的なものは以下。

グランドトライン
カイト
グランドクロス
Tスクエア
ヨッド
ミスティックレクタングル
グランドセクスタイル
調停(コンプロマイズ・メディエイション)
ステリウム

双子座(Gemini)
3番目のサイン二区分は陽、三区分は柔軟、四区分は風。ルーラーは水星。知的で好奇心旺盛だが、悪く出ると飽きっぽく、その時々で言動が一貫しなくなりやすい。

■不動(Fixed)
⇒クォリティの「不動」を参照のこと。

■プトレマイオス(Ptolemaios Klaudios・100~178)
ギリシアの占星術師および天文学者。西洋占星術の父。著書「テトラビブロス」は西洋占星術の原典にして、占星術を体系化してまとめた最古の教科書である。その他の有名な著書は、天文学書の「アルマゲスト」。トレミー、プトレミーとも称される。

■プラシーダスハウス方式 (Placidus house sytem)
ハウスの分割法のひとつで、現代でもっともメジャーな方式。ただ、出生地に高緯度帯を設定して算出すると、ハウスが極端にいびつになる弱点がある。

■ブラック・ムーン(Black moon) 
リリスを参照のこと。


■プログレス(progress)
トランジットとならぶ未来予測の技法のひとつ。実際の天体の動きを見るトランジットとは対照的に、出生図から時間を「進行」させた架空のホロスコープをつくるもの。現在の内面や心境を読み取ることが目的となる。

「進行」のさせ方にもさまざまな方法があるが、一番メジャーなのはおそらくセカンダリー・ディレクション(Secondary direction・1日1年法)。

そのほかにもプライマリーディレクション(Primary direction・1度1年法)、ソーラーアークディクション(Solar Arc・1度1年法のバリエーション)、 ターシャリーディレクション(Tertiary direction・1日1月法)などがある。

基本的にプログレス図単体で見ることはなく、出生図とあわせて、もしくは三重円でリーディングする。

 

■分離(Separate)
天体同士のアスペクトがイグザクト(誤差なし)で作られている期間を過ぎ、徐々に離れていく期間のこと。セパレートとも。

■ベスタ(Vesta) 
四大小惑星のひとつ。1807年に発見された。処女性や犠牲・義務、集中するものごとをつかさどる天体。

■ベネフィック(Benefic)
いわゆる「吉意」を持つ天体。具体的には太陽、月、金星、木星。水星以外の残りの5天体はマレフィックである。
マレフィック

■ヘリオセントリック(Herio-centric)
太陽から見た天体の位置を記したホロスコープを描く概念。通常の占星術で使用するホロスコープはジオセントリックにもとづくものである。

ヘリオセントリックチャートは太陽と月がなく、地球(マルのなかに十字が書かれているマーク)が表示される。
ジオセントリック

■ボイド(Void)
月が他の天体と最後にアスペクトをとったのち、いま入っているサインをノーアスペクト状態のまま通り抜けるまでの時間。次のサインに入ってしまえば、ボイドは解除される。

水星逆行と似ているが、メンタル面に深く作用し、ミスが多くなったり、決め事が無効になったり、反故になったりする。また、ボイド時間中に起きたトラブルは、あとで原因の究明が難しくなる傾向がある。

■ボウルタイプ (bowl type) 
ホロスコープの類型のひとつ。ホロスコープの半球に天体が集中する。天体が集中しているサイン・ハウスに関するものごとへの関心が高いが、反対側のからっぽのサイン・ハウスに関することについてはおろそかになりがち。

■ホラリー占星術(Horary astrology) 
古典技法のひとつで、占星術をタロットのように使う、独自性の高いジャンル。

通常「イエス・ノー」で答えるような質問に西洋占星術は向かないが(むしろそれはタロットなどの「卜術」が得意とするところである)、ホラリーではそういった質問にも難なく対応ができるのだ。

ホラリーチャートは質問者(クウェレント)の質問を、占星術師が理解した瞬間に成立する。一般的に精度が非常に高いと言われ(わたし自身もそう感じる)、いわゆる「当たりはずれ」の概念でもっとも見られやすい技法かもしれない。

ただ、チャートを読むまでの手順が非常に煩雑で、チャートを出したタイミングによっては、チャートを読むことすら許されないことがある。

(たとえば月がボイドの時間帯だったときや、月がバイアコンバスタ・天秤座15度~蠍座15度のことーにあるとき、アセンダントが特定の度数の場合など)

一朝一夕には習得できない、奥深い技法である。

ホラリー占星術について日本語で書かれた本では、いけだ笑み氏の「ホラリー占星術」が詳しい。

■ポラリティ(Polarity)
「二区分」のこと。サイン(12星座)を陽と陰の2つに仲間分けする概念。本によっては極性と書かれていることも。陽は外向的な、陰は内向的なエネルギーをもつとされる。

陽と陰はほかにも様々な呼び方があり、「男性(星座)・女性(星座)」、「+・-」などがある。

陽のサイン…牡羊座 双子座 獅子座 天秤座 射手座 水瓶座

陰のサイン…牡牛座 蟹座 乙女座 蠍座 山羊座 魚座    

■ホロスコープの類型
コンフィギュレーション

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ま行


■マイナーアスペクト(Minor aspect) 

アスペクトの分類のひとつ。メジャーアスペクト以外のアスペクトは、みんなコレにあたる。

■松村潔(まつむらきよし・1953~)
精神世界研究家。西洋占星術の大家といわれることが多いが、実際はタロット、生命の樹、カバラ等々、その他の分野にも非常に造詣が深い。サビアンシンボルを日本に広く知らしめた立役者。

氏の著書、「愛蔵版 サビアン占星術」は、日本語でサビアンについて詳しく・わかりやすく触れられていて、なおかつ絶版ではない数少ない本。

なお、よくいろいろなところで西洋占星術の入門書として紹介されている氏の「完全マスター 西洋占星術」は、占星術について「何も知らない状態」で読むとおそらくすごく難解なので注意かも。基本が押さえられている状態で読むのがおすすめ。

■マレフィック(Malefic)
いわゆる「凶意」を持つ天体。具体的には火星、土星、天王星、海王星、冥王星。水星以外の残りの5天体はベネフィックである。
ベネフィック

■満月(Full moon)
月相のひとつで、太陽と月がオポジション(180度)の状態。太陽の光があたり、月が満ちる。「ものごとが満ちる」のエネルギーが強いとされる。

■マンデン占星術(Mundane astrology)
国家や社会の行く末・情勢を知るための占星術。始原図四季図をもちいる。

マンデンについてくわしく説明しているページはこちら。

■水瓶座(Aquarius)
11番目のサイン二区分は陽、三区分は不動、四区分は風。ルーラーは天王星。博愛主義で視点が独特だが、悪く出ると反抗的になったり、エキセントリックになりやすくなる。

 

■ミスティック・レクタングル(Mystic rectangle)
複合アスペクトのひとつ。ホロスコープ上で2つのオポジションが交差し、トライン2つ、セクスタイル2つを含んだ大きな長方形があらわれる。

意識的にバランスをとれば、持ち主に基盤や安定をもたらし得る。

■ミッドポイント(Midpoint)
ふたつのポイントの中間点。例えば、牡羊座1度にある太陽、牡羊座29度にある月のミッドポイントは牡羊座15度といったぐあい。トランジットで重要視する向きも。

■ミュータブル(Mutable)
クォリティの「柔軟」を参照のこと。


■ミューチャル・レセプション (Mutual reception) 
2つの天体同士の間で、それぞれのルーラーが入れ子になっている関係性。この場合、2つの天体は責任を押し付け合う、あるいは何をするでも共同でことにあたるとされている。

■ミーンノード(Mean node)
ノースノード・サウスノード(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)の算出方法のひとつ。月の平均位置から計算する。
トゥルーノード

■冥王星(Pluto)
記号は♇。蠍座ルーラー
死と再生、徹底的な破壊・変化、原子力などをつかさどる。破壊的なイメージを持たれがちだが、冥王星の位置するサインやハウスに関するものごとは、しばしばホロスコープの持ち主を「生まれ変わられる」きっかけともなる。

冥王星についてくわしく知りたい方はこちらのページもどうぞ。

■メジャーアスペクト(Major Aspect)
アスペクトの分類のひとつ。詳しくはアスペクトの項を参照のこと。

■メディエイション
調停を参照のこと。

■木星(Jupiter)
記号は♃。射手座ルーラー
哲学や善、庇護・保護をつかさどる。大吉星(グレートベネフィック)と言われる天体だが、使い方が悪いとルーズさ、中身のなさにつながる。

■門馬寛明(もんまかんめい・1921~)
日本の占星術研究における先駆けとなった人物。神学校在学中にプトレマイオス「テトラビブロス」を読んだことで占星術にふれる。満州で宣教師として活動していたが戦後占い師に転じ、「明暗塾」を設立。流智明氏、訪星珠氏などの占星術師を輩出している。

今はもうかなりのご高齢と思われ、お名前をお見掛けする機会もなくなってしまった。なお、わたしが小学生の時には氏の書いた12星座本がフツーに書店に並んでいたのだが、双子座の本まだ実家にあるだろうか。

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や行

■山羊座(Capricorn)
10番目のサイン二区分は陰、三区分は活動、四区分は地。ルーラーは土星。リアリストで管理能力にたけるが、悪く出ると成果主義に陥ったり、冷淡になりやすくなる。

■ヨッド(Yod)
複合アスペクトのひとつ。セクスタイルをつくる2つの天体に、それぞれクインカンクスを取る天体が配置され、ホロスコープ上に二等辺三角形があらわれる。

2つのクインカンクスがストレスフルなすれ違いを生み、セクスタイルの天体同士がそれに対して折り合いをつける働きをする。「宿命のアスペクト」「神の指」、などと言われたりもする。

■四区分(Element)
エレメントを参照のこと。

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ら行

■ライジングサイン(Rising sign)
アセンダントのサイン(上昇宮)のこと。

■ライツ(Lights)
太陽と月を合わせて指すことば。ルミナリーも同意。

■リリー(Lilly,William・1602-1681) 
ウィリアム・リリー。イギリスの占星術師。イギリスで出版された最初の占星術書、「Christian Astrology(クリスチャン・アストロロジー)」の著者。
1666年のロンドン大火を予言したがために、議会に尋問されたというレジェンドを持つ。

ちなみに「クリスチャン・アストロロジー」は第3巻のみ、2015年に邦訳が出ている。

■リリス(Lilith)
月の遠地点(点実在する天体ではなく、占星点)。ダークムーンとも。これがはいっているサインやハウスで、ホロスコープの持ち主の隠された欲望や性的魅力、性癖などが読み解けるとされる。

なお、リリスという名前の小惑星もあるが、あくまで月の遠地点とは別モノであることに注意。


■留(Station)

天体の順行逆行が切り替わる境目、地球から見てその天体の動きが止まったようにみえること。またはその期間。

■ルディア(Rudhyar,Dane・1895-1985)
ディーンルディア。アメリカの占星術師。フランス出身。サビアンを創始したマーク・エドモンド・ジョーンズに学ぶ。サビアンシンボルを研究・普及させた。また、月相が個人のパーソナリティや、人生のステージに影響をあたえるとする、ルネーションサイクルについて提唱した。

■ルナリターン(Luna return) 
リアルタイムで運行する月が、出生図の月にぴったり重なること。1か月に1度起きる。有効期間は次のルナリターンの前日までで、その期間内の未来予測に使用する。

■ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ(1942~2011)
日本の占星術師。いわゆるあのルネ先生。数々の女性誌で12星座占いのページを受け持ち、日本で「星占い」というわかりやすい形で西洋占星術を広めた功績を持つ。
今のアラフォー世代以降の女性は、彼の占いコーナーを愛読していた方も多いのではないだろうか。

自身でルネ・ヴァン・ダール研究所を主宰し、後進の育成にもつとめた(現在はお弟子さんが運営されている)。

著書も多数で、多くは占星術をくわしく知らない人でもとっつきやすい易しい内容のものだが、「運命学の真実」はほかに類を見ないとても骨太な内容で、厚さも辞書レベル。

占いの害悪的側面や、占い師としての好ましいありかたなどについても言及されていて、「ルネ先生も実はいろいろ思うことがあったんだなぁ…」と感じずにはいられなかった印象的な一冊。

■ルミナリー(Luminaries)
太陽と月を合わせて指すことば。ライツも同意だが、こちらのほうがより古風な言い方のようだ。
ライツ

■ルーラー(Ruler)
支配星の項を参照のこと。

■ルル・ラブア(1945-1999)
日本の占星術師。潮島郁幸氏に師事。西洋占星術をきちんと体系立てた、正統な内容で広めることに尽力した。彼女の著書を読んだことで、エンタメ的な「星占い」から、「占星学」に興味をうつし、本格的な学びに入った方はかなり多いと思われる(かくいうわたしもそのひとり)。

なかでも「占星学」は占星術を学ぶ上での名著。2017年に新装版が出たが、内容的にはマドモアゼル・愛氏の解説が追加されているとのこと。

■レオ(Alan Leo・1860-1917)
アラン・レオ。近代占星学の父とされる、イギリスの占星術師。

太陽占星術(今でいう星占いで、太陽のサインのみを見てキャラクターを判断する)ができるきっかけとなった人物。それまでの難解な占星術の技法を簡略化・体系化したため、古典派からは批判を浴びた。

■レクティファイ(Rectify) 
出生時間不明のホロスコープから、推定の出生時間を導き出す技法。ホロスコープの持ち主が今までの人生で印象的に感じたできごとを複数あげ、その事象を天体の動きにもとづいてひとつひとつ検証していく。大変手間がかかる。

■ロコモーティブタイプ(Locomotive type) 
ホロスコープの類型のひとつで、ハウス7つ分に連続して天体が入っていて、残りがぽっかり空いているもの。並々ならぬエネルギーを持つが、天体が入っていないハウスに関するものごとに飢餓感を感じやすい。

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