こんばんは、村上碧です。
ときどき、占星術を勉強するかどうか迷っている人から、こんな質問を受けることがあります。
「霊感って、必要なんですか??」
わたしの答えは、ノーです。特に必要ありませんし、わたし自身も持っていません。
というのは、そもそも「占い師」と「霊能者(サイキック)」というのは、すごく似ているようでいてまったく異質な存在同士。
本来なら、明確な住み分けみたいなものが必要かな…と、個人的には思っています。
占術、つまり占いは、きちんと勉強すれば誰にでも身につけられるものです。
その一方で、霊能者(サイキック)さんたちの持つ特殊能力というのは、ある種の才能であって、おそらく誰にでも使えるものではありません。
「訓練すれば身につけられる」という人もいますが、わたし自身はそのあたりの話はよくわからないです^^;
(ただ、仕事柄か「見えないものが視える」方にお会いする機会も多いですし、祖母がふたりともサイキックだったので、目に見えないものを否定はしませんし、むしろ信じている方だと思います)
クライアントさんの気付きをうながすお仕事、という点は一緒ですが、占い師と霊能者(サイキック)さんとでは、使うツールやアプローチが根本的にちがいます。
占い師は占術の知識や道具(カードや筮竹など)を、霊能者さんはご自身のシックスセンスがもたらす映像や音(なのかな?)を通して、クライアントさんに何らかのメッセージを投げかけますが、どちらがすぐれている・劣っている、というものではありません。
占い師には占い師の、霊能者には霊能者の強みや弱点があったりしますので、カンタンには比べられないですし、わたし自身はどちらの能力も尊重したい…と思っています。
ただ、霊感がないからといって、占いの持つ深い学びをあきらめてしまうのはもったいないしナンセンスですよ~ということを、今回どうしてもお伝えしたかったのでした。
もし、あなたさまが霊感がないことにコンプレックスを感じているなら、そんなものはもう捨ててしまって大丈夫ですよ~。