こんにちは、村上碧です。
11/29は新月です。
新月から次の満月の間は、テーマを設定してそれを実行したり、育てていく
ことに適した時期になります。
今回は射手座7度、第4ハウスで、太陽と月が出会います。
こちらが新月図です。

今回太陽と月が出会う射手座というのは、ここではないどこかに常に憧れを
抱いている星座です。
自分の理想を心のままに、しなやかに追い求めていく強力なエネルギーを
持っています。
そしてそのエネルギーは第4ハウスで発揮されることになります。
第4ハウスはあらゆる「基盤」を示す場所です。
つまり今回の新月は、「自分の基盤を探し求める」のがテーマ、ということ
になります。
「基盤」と一口に言っても、それは人によって家庭やプライベートであった
り、バックグラウンドであったり、ルーツであったり、色々です。
あなたさまが「基盤」と聞いて真っ先に思い浮かべるものは、なんですか?
何を追求して、整えて、根を下ろせば、より生き生きとした自分になれそう
ですか?
太陽と月には第8ハウスの海王星がコンジャンクションを取っているので、
もしかしたら、今の現実から離れたことを考えるのに罪悪感を覚えたり、
深い思いにふけるのを恐れる気持ちも出てくるかもしれません。
ですが目標、もっと言えば現状を変えるチカラというのは、すべて最初は
空想・夢想といった形のない、心もとないものから生まれてきます。
あなたさまを支えてくれるものとは何なのか、
そしてそれはどこからもたらされるのか、
どうすればそれを手に入れることができるのか……
今回の新月は、そういったことを見つめなおすきっかけにしていただけたら
と思います^^
ちなみにわたしの場合、自分の基盤とは何かを考えたとき、まっさきに思い
浮かんだのは「占星術の知識」と、「家庭」のふたつでした。
「占星術の知識」は、まさに占星術師としてのバックグラウンドになります
し、「家庭」は母として、妻としての日々の生活の拠点になるわけです。
占星術というのは深めても深めても深めきれないほど深遠な学問ですから、
前者はひたすら精進あるのみですね(笑)
後者については、仕事と家事のバランスを取ったり、ときには仕事のことを
完全に忘れる時間を作ったりなど、家庭の運営にかかわるテーマについて深
く考えるべき時に来ているんでしょうね。
さて、みなさまは今回の新月でどんなテーマを思い浮かべるでしょうか。
なお、後半ではサビアンシンボルから、今回の新月のよりスピリチュアルな意味合いを読み解きますが、
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