こんばんは、村上碧です。
あさっての2 /26は新月です。
新月から次の満月の間は、テーマを設定してそれを実行したり、育てていくことに適した時期になります。
また、今回は2/11の獅子座の満月に引き続き、「食」(今回は日食)の新月。
いつもとちがう特別なエネルギーによって、大きなターニングポイントがもたらされそうです。
今回は魚座8度、第3ハウスで、太陽と月が出会います。
こちらが新月図です。

今回新月が起きる魚座というのは、すべての生命に奉仕し、慈しむ星座です。
その魚座のなかで、太陽と月、そして海王星が重なっていますね。
海王星は魚座のルーラー(支配星)ですので、今の位置は海王星のパワーが純度100%で発揮されることになります。
海王星はよく「スピリチュアルの星」と言われますが、より広い意味でみると、「大多数への奉仕」とか、「夢と理想」なんかも示す天体です。
その海王星が人生の目標の象徴である太陽を携えた月を包み、エネルギーを自分のためではなく、人のために使ってみないか?と促しているようです。
前回の獅子座の満月では、「自分のスタイルを確立する」ことがテーマでしたが、今回の新月では、いよいよそれを誰かのために発揮していく方向にシフトしていきます。
とはいえ、その誰かって誰?と思うかもしれませんね。
なんだか壮大な話なので(笑)
今回の新月のエネルギーは第3ハウスで発揮されることになりますが、第3ハウスはあらゆる「学びやコミュニケーション」を示す場所です。
また、太陽と月は第3ハウスにありつつも、「基盤」を意味するICというポイントにかなり近い位置にあります。
(ICは第3ハウスと第4ハウスを区切る線のところだと思ってください)
なので、エネルギーを使っていく対象は、まずはごく身近な人々ということになりそうですね。
そして、いきなり全精力を傾けるわけではなく、まずはトレーニング的なレベルから始めていくイメージです。
つまり今回の新月は、「自分の能力を他人のために使う練習」がテーマ、ということになります。
今回の新月は日食ですので、そこから得たエッセンスが人生レベルで影響してくるほどの大きな学びと気付きを得ることができるでしょう。
さて、みなさまは今回の新月でどんなテーマを思い浮かべるでしょうか。
なお、後半ではサビアンシンボルから、今回の新月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあさって2/26 20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。