こんばんは、村上碧です。
あさっての12/29は新月です。
新月から次の満月の間は、テーマを設定してそれを実行したり、育てていくことに適した時期になります。
今回は山羊座7度、第7ハウスで、太陽と月が出会います。
こちらが新月図です。
今回新月が起きる山羊座というのは、「積み重ねて、築き上げる力」を持つ星座。
そして新月のエネルギーは第7ハウスで発揮されることになります。
第7ハウスはあらゆる「パートナーシップ」を示す場所です。
そのため今回の新月は、「信頼感ある関係性の構築」がテーマ、ということになりそうです。
山羊座の堅実さを帯びた月と太陽は、それぞれ天王星と木星にスクエアを取り、活動のTスクエアを作り上げています。
また、冥王星が太陽と月の近くにあるため、何らかのカタチでの変化を強いるエネルギーも与えます。比較的、緊張感のある配置です。
人によって影響の出かたはさまざまですが、まわりの人との絆を作り上げていく過程で、何かしらあくせくと動き続けることを強いられたり、相手に合わせて自分を変えざるを得ないようなケースに直面しやすいでしょう。
例えばわたしの場合、今回の新月図を見て思い浮かべたテーマは、「このブログやメルマガの読者さんとの関係性づくりかな?」と感じました。
特にブログは誰にでも気軽に使えるツールですし、何を書いていくかも完全に書き手の自由。なので、ともすると自分の好きなことを、好きなだけ書きたくなってしまいがちです。
けれども、このブログは主に「西洋占星術に興味のある初心者さん」のために書くものと決めて作ったもの。
自分の書きたいように書いて、内容が伝わらないのでは意味がないわけです。
そこでむずかしい内容をできるだけやさしい言葉で噛み砕いたり、西洋占星術に興味を持ち始めた人がどんな記事を読みたいかを考えたりと、延々と読者さんのニーズを考え続け、絶え間ないトライ&エラーをしています。
そのプロセスの中で自分が使いたい言葉を使わず、泣く泣く別の言葉に置き換えたり、ただ単に自分が書きたいだけの記事をボツにしたり。
読者さんを想うことって、ある意味で自分を曲げまくる作業の連続だったりするんですね(苦笑)
ですが、そんな思考錯誤や葛藤も、すべてはこのブログを読んでくださる方々に、「読んでよかった!」と思っていただくためのもの。
信頼を寄せてもらうためには、こんなふうに自分が相手に対してとことん歩み寄っていくことも必要だということを、今回の新月図は教えてくれているのかもしれません。
これはあくまでわたしの例です。みなさんも、今のご自分の「パートナーシップ」について振り返り、何か乗り越えるべき課題があるかをぜひ考えてみてください。
さて、みなさまは今回の新月でどんなテーマを思い浮かべるでしょうか。
なお、後半ではサビアンシンボルから今回の新月の裏テーマを読み解きますが、そちらの内容はあさって20時配信のメルマガでお伝えしたいと思います。