月は、ホロスコープ上では三日月のマークで表示されます。
太陽と同じように、その人の「キャラ」に深くかかわる超重要な天体ですが、太陽とは特徴のあらわれ方がちがいます。
太陽は「表の顔」、と前回の太陽の記事で説明したのですが、月は反対に、「裏の顔」や「感情のクセ」を示します。
つまり、太陽とはある意味で対の関係になっているわけです。
月が入っている星座やハウスは、「家の中やプライベート、リラックスできるような環境にいると出てくる『素』の部分」を示してくれるんですね。
太陽星座の特徴があまりしっくりこないという方に、月星座とその特徴をお伝えすると、「当てはまる!」と言われることは多いです。
人はだいたい、社会的な顔(太陽)と私的な顔(月)を上手に切り替えながら生活をしているものですが、占星術的に見てもそれはごく自然な話なのです。
(なお、太陽と月が同じ星座の人は占星術的に「あまり裏表のない人」と読み解けます)
あとこれは余談ですが、西洋占星術をより深く学んでいくと、いずれ「月相図」や「ルネーションサイクル」など、月をクローズアップした技法に行き当たります。
それほどに、奥が深い天体なのですね。
話を戻しますが、太陽と月、そして「アセンダント」が、ホロスコープで基本的なキャラを読み解く上での三本柱になります。
アセンダントは天体ではありませんが、ホロスコープを読む上ではとっても重要なポイントです。くわしくはこちらをご覧くださいね。
■ご自分のホロスコープを作ってみたい方はこちらの記事をどうぞ
