こんばんは、村上碧です。
今回は、水星の逆行についてのお話です。
逆行とは、それまでふつうに進んでいた天体の動きが、一定の期間中逆方向にさかのぼるように見える現象をさします。
(西洋占星術は天動説をもとにしたものなので、天文学上、実際に逆向きに動いているわけではありません^^;)
太陽と月以外の天体は時々この逆行が起こるのですが、
逆行は、それぞれの天体が持つテーマを停滞させる、逆戻りさせる、といった働きをします。
そのなかでもとりわけ重要で、年3回と頻度も多いのが水星です。
水星はざっくり言うと「コミュニケーション、ビジネス、思考、通信・交通、商取引」をつかさどる天体なので、逆行すると
行きちがいが起こる
ビジネスが停滞する
判断ミスが多くなる
交通機関が乱れて遅延が発生する
判断ミスが多くなる
交通機関が乱れて遅延が発生する
…なんてことが起こりやすいのです。
気にしすぎてなんにもできなくなるのも考えモノですが、水星の逆行期間中は、ちょっとこのあたりを頭の片隅に入れておくといいかなーと思います。
とはいえ、
なくしものが戻ってくる
疎遠になっていた人とのご縁がもういちど作られる
…といったことも起こったりするので、その影響は決してネガティブなものばかりではないんですよ^^
なお、同じ水星の逆行でも「どの星座で起こるか」などでその回ごとに持っているテーマがちがいます。
最近、「水星逆行」という言葉そのものは広く知られるようになった一方で、「何か良くないことが起こりやすいらしい」といたずらに恐怖をあおられている方も多いように感じます。
けれども、ただ恐れて遠ざけるのではなく
その回の水星逆行がどのような意味やエネルギーを持っているのか、わたしたちにもたらすものは何か
…について思いを巡らせながら過ごす方が、はるかに前向きな星の使い方ができるように思うのです。
行き違いやミスについては、ちょっと慎重になればそれでOK。
それよりも、その回ごとのテーマに焦点をあてて過ごしたほうがダンゼン有意義ですよ~。