こんばんは、村上碧です。
わたしの中で勝手に「思い出の蠍座タレント」に認定されている男性がいます。
リリー・フランキーさんです。
もともとの彼の本業はイラストレーターですが、今は俳優業のイメージの方が強いんではないでしょうか。
蠍座はミステリアス、なんてよく言われますが…
リリーさんはこの蠍座のキーワードがよく似合っていて、善良な小市民から凶悪な犯罪者まで、いろんな役を変幻自在にこなす怪優です。
その一方でトーク力もかなりのもの。バラエティなどでも大活躍で、いつでも冷静&エスプリのきいた発言が光ります。
■リリー・フランキーさん
1963年11月4日 福岡県生まれ 出生時間不明

ホロスコープ全体を見ても蠍座がオーバーロード(強調)しているので、一見陰の気が強い雰囲気ですが…
月が双子座なので知的でさっぱりした面もあり、コミュニケーション能力も高いです。
蠍座が強調されると、ともすると陰鬱〜な感じになりがちなんですが、
双子座の軽さがガス抜きになって、より蠍座の長所が生きているように思えますね。
さてさて、タイトルのお話についてですが…
実はわたし、10年以上前に大学の学園祭で、リリー・フランキーさんのトークを生で聞いたことがあります。
当時わたしは新聞部に入っていて、学祭の特集号に載せるミスコン記事の取材に、先輩1人とともに駆り出されたのですが…
そのミスコンにゲストとして招かれていたのがリリーさんだったのです。
この頃、リリーさんは今ほど知られた存在ではなかったので、部内では「リリー・フランキーって誰??」状態でした。
とりあえず可愛らしい名前だったので、なんとなく女性を想像していたのですが、フタを開けてビックリ。
会場にいたのは 「自称・日本美女選別協会会長」を名乗り、怪しげなオーラを全身からダダ漏らす、推定アラフォーのおじさんでした。
そしてコンテストが始まると、ぱっと見寡黙なイメージをよそに、まーしゃべるしゃべる。
あの淡々とした調子で、エグめの下ネタばかりを次々に繰り出すのです。
テレビだったらもうピーッ、ピーッてな状態だったと思われ^^;
開始30分が過ぎた頃から「これ、記事にできるのか??」という不安がよぎり、隣にいた先輩に話しかけたところ、彼は
「何あの人!?ミス候補の親も見に来てるのに、品がないよ!信じられない!」
と激おこ状態でした。
(ちなみに彼はとある会社社長の令息で、男性でありながら華道も茶道もたしなみ、いつでも折り目正しい居ずまいのリアル王子様キャラでした。今どうしてんだろう)
実際に記事を書くのはわたしだったので、その後案の定、いかにしてゲスい話にふれずに無難な原稿を仕上げるか、すっかり頭を抱えてしまったのですが…
(あんなにつらい締切前、後にも先にもなかったですわ)
ミスコンには清水ミチコさんも一緒に招かれていたので、彼女のモノマネといくつかの出し物の情景描写でなんとか字数を稼ぎ、発行にこぎつけましたw
その後しばらくして彼をテレビで見かけることが多くなりましたが、そのたびにわたしは
「ああ、あの下ネタのおじさんだわ…」
と心の中で思っていました笑
ですが、徐々にタレントだけでなくイラストレーター、エッセイストとしての彼のマルチな才能を知ることになり…
そして俳優業での変幻自在さに圧倒されたのちに、彼の太陽が蠍座で、月が双子座であることを知りました。
そのころにはもうミスコンから何年も経ってましたが、むむむ、なるほど…と妙に納得した記憶があります。
ちなみにですが…
蠍座はエロ(セクシャリティ)の星座でもあります。
リリーさんの理想の女性を示す金星は蠍座ですが、くだんのミスコンで下ネタ発言が大爆発してたのは、女性のセクシャリティに関してのこだわりの強さゆえ…かもしれませんw
とはいえ、蠍座はみんながみんなエロいという意味合いにはなりませんので、そこはあしからず。