占星術はなぜ独学が難しいといわれるのか?~村上の実体験にみる2つの原因

こんにちは、村上碧です。

先日、NHKの「ドラゴンクエスト30th・そして新たな伝説へ」を見たのですが、その中でドラクエの生みの親である堀井雄二さんが、かなり印象的なことを言っていました。(この記事は2017年2月27日にアメブロにアップしたものを移管・リ
ライトしたものです)


新作のテストプレーで、あまりに難しいダンジョンを提案してきたディレクターさんへのダメ出しのひとことだったんですが…


「プレイヤーとしては、この後何をしたらいいのかわからないまま、これが正解なのかという不安をぬぐいされないまま、ずっとゲームを進めるのはキツい」


といった内容でした。


堀井さんはドラクエを作り始めてから30年間、「自分の作っているゲームを、あえて客観的な目で、プレイヤー目線で楽しめるかチェックする」ことに徹底してこだわってきたそうです。



作る側に回ると、ともすると妙に凝ってしまい、プレイヤーからみればあまり魅力的でないゲームになってしまいがちだから、とも言っていました。

これは何にしても根本は同じじゃないかな~と…。


占星術の本やレクチャーなんかでも、です。

 

わたしが初心者だったころに難しさを感じた原因その1~
ちょうどいい難易度の本がない



実際、わたしが占星術初心者だったときに一番つらかったのは、


「占星術そのものがあまりにも深く複雑で、自分の読み方がこれで合っているのかどうか、イマイチ自信を持てなかったこと」。


では、そういうふうに思ってしまう原因って、いったい何だったのでしょうか?わたしなりに考えたのですが、それは


「誰にでもわかりやすく」、「王道的なホロスコープの読み方・型」を書いている本がなかったから。

もちろん西洋占星術の専門書は昔からありましたが、そのどれもが、今にして思えばいろいろな面でかたよりがあったのです(初心者にとっては、という意味で)。

単純に難しすぎだったり、著者のこだわりやクセが全開だったり、一から十までを一度に説明しようとし過ぎていたり…。


かといって超初心者向けの本では、12星座の特徴などのさわり部分で終わっていたり、そもそもエンタメ寄りな内容だったりして、なかなかホロスコープの具体的な読み方までにはたどり着きません。

 

ようは「まったくの」初心者が、ワンストップですんなり中級者になれるような本がなかったのですね。

 

わたしが初心者だったころに難しさを感じた原因その2~
読み方の「型」がわからない


また、難易度とは別にわたしを悩ませた原因は、もうひとつありました。それは、


ホロスコープリーディングの「型」がイマイチはっきりわからないこと。


正直な話、わざわざ講座を受けなくとも、少し大きな本屋さんに行けば、星座やハウス、アスペクトくらいまでをくわしく説明している本はごまんとあります。それでも「読めない」と挫折する方が後を絶たないのはなぜでしょうか?


わたしは、「リーディングの『しっかりした手順』まで書いている本」がないからだと思っています。


リーディング実例が載っている本はたくさんありますが、その流れや方法は著者によってバラバラです。そのうえ、同じ著者でも、実例1と実例2では手順や着目点がそれぞれでちがったりするのです。


結局自分のリーディングに「一定の流れ」として落とし込むことができず、感覚的&場当たり的な読み方に陥ってしまうことが多くありました。


これらのモヤモヤが、のちのち「わかりやすい西洋占星術講座をつくろう」、と思い立つきっかけになったのです。


武道の世界には「守破離」という考え方があります。


最初は師匠に教えられた型を忠実に守り(守)、そのプロセスを経て自分なりの独自のやり方を編み出して(破)、入門した流派を離れてオリジナルの教えを作る(離)…というものです。


ですが、最初の「守」がなければ、「破」や「離」にたどり着くことはできません。


それは占星術でも同じで、最初は一定の型に沿って愚直にホロスコープを読んでいくプロセスが必要。


さまざまな発展的な技法を組み合わせて自分なりのリーディングを組み立てたり(破)、さらに深いオリジナルの研究に移っていったり(離)するのは、あくまでその後の段階です。

 

それなら、このふたつの原因を克服できる講座をつくろうと思った

 

わたしのつくった講座…とりわけ最初に受講する「基礎講座」は、「型(手順)」を重視し、そのなかでもひとりひとりのホロスコープを柔軟な視点で読み解いていけるようにしました。

ムズカシイ言葉はできるだけかみくだき、リーディングの手順はエッセンスをしぼってシンプル(一定)に、それでいて深
い読みができるように練っています。


そのうえで、次の「発展講座」では、「破」のヒントになるような様々な技法の学習も盛り込んでいます。



それらはすべて、受講者様を迷わせたり、回り道をしてほしくないという想いからきていること。



「初心者さんからみてわかりやすいか」…という目線で考えて作りました。


今まで独学で学んできたけれども、他のスクールに行ったけれども、読めるようにならなかった…


占星術はまったくの初めてで、読めるようになるのか不安…そんな方のご受講を、お待ちしています。


なお、最近は根強いブームの「引き寄せの法則」など、その他のスピリチュアル分野を占星術と結びつけたりする向きもありますが、わたしの講座ではそういった要素は一切入れておりません。純粋に占星術を身に着けたい方向けの内容となっています。


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