こんばんは、村上碧です。
最近、女優の清水富美加ちゃんが突如すべての仕事をキャンセルし、「幸福の科学」に出家した、ということで大騒動になってます。
Eテレの「オトナヘノベル」という彼女の出演番組が好きで、ちょいちょい見ていたわたしですが…ニュースを聞いたときは本当にびっくり。
(ヒャダインさんとのトークがすごい面白かったんだけど、もうあれが見られないのは寂しすぎる…)
わたしのなかでは、とっても明るくて、頭が良くて、機転もきいて…みたいなさわやかなイメージだったので、すぐに「宗教」には結びつかなかったんですよね。
それがいきなり、「これからは神のために生きる」、と言われる衝撃たるやもう。
でもホロスコープを見ると、彼女がどうしていきなりそういう心境になったのかが、なんとなーくわかる気もしました。
清水富美加さん 1994年12月2日 東京都生まれ 出生時間不明

出生時間がわからず、月の度数がこれまたびみょ~で、蠍座か射手座か特定できないのですが…
天体がかなり蠍座に集まっていますね。
蠍座というのはスピリチュアルに深くかかわる星座ですが、とっても求道的で、深く深くほりさげていくようなイメージを持っています。
また、自分自身や人生の目的を示す太陽、ものの見方や考え方を示す水星は射手座。
射手座は自由な明るさや、生き生きとしたエネルギーを持っているので、わたしたちが持つ清水さんのイメージはそのあたりからきていると思いますが…
射手座は道徳や良識、そして「宗教」「教師」というキーワードもあるのです。
なので、彼女が「神」や「真理」みたいな高尚なものを探究する、そしてそれを人に教え広める道を選んだのは、占星術から見ればある意味自然なことかもしれません。
現世で魂を成長させるためのキーポイントを示すノースノード(ドラゴンヘッド)も蠍座ですし…意外と宗教家には向いているのかも⁉なんて。
ですがちょっとだけ心配なのが、感情を示す月が、オールオアナッシングの冥王星と重なっていること。
わたしの体感的に、この配置を持っている人というのはカリスマ的な魅力があるのですが、どこか極端になりやすく、自分を限界ギリギリまで追い詰めやすい弱点があります。
実際、彼女は自殺を考えるほど参っていたといいますから、今後しばらくはゆっくりと月、つまり、本当の飾らない素の自分を癒していく必要があるでしょうね。
事務所と彼女の主張は真っ向から対立していて、お互いの言い分がどこまで真実なのかはわからないですが…
芸能界の実態が彼女が本で明かした通りなのであれば、さすがに闇が深いなぁと思わざるを得ません。
その上、事務所のチカラが強いと、マスコミへの報道規制や、所属タレントへの言論統制みたいなことがまかり通ってしまうようですから、彼女は孤独でしょうね。
それにしても…そんな芸能界にしがらみなくモノ申せるのが、これまた特殊な世界である「宗教」くらいのものだという現実には、なんだか考えさせられるものがあります。
宗教については、何を信じていてもその人が救われる気持ちになるなら、それでいいと思っています。(わたし自身は無宗教)
ただ、「教義」とか「信仰心」をまわりに押し付けだすと、いろいろ面倒なことになってくるとも思います。
わたしは彼女に同情もしてますが、そういう意味では、今回の強行突破はまずかったような気がしちゃいますね…。
カリスマの冥王星と発展の木星がぴったり重なっている時期に生まれているので、もしかしたら教団の中でも、強い影響力のある地位にまでのぼりつめていくかもしれませんが、
これからは彼女自身が本当の意味で、幸せになっていけることを願ってやみません。
22歳なんて、人によってはまだまだ思春期のメンタルを引きずってるような年齢だと思うので、おばちゃんはちょっぴり心配であります。