こんばんは、村上碧です。
あさっての5/11は満月です。
満月から次の新月の間は、新月に設定し、はぐくんできたテーマを手放し、次のサイクルに備えることに適した時期になります。
今回は蠍座20度、第6ハウスで起こります。
こちらが満月図です。
今回満月が起きる蠍座というのは、スピリチュアルな領域に深く入り込み、一体化する星座です。
そこに辛抱強い牡牛座の太陽のエネルギーが強力に注がれています。
そしてそのエネルギーは、第6ハウスで発揮されることになります。
第6ハウスはよく奉仕というキーワードが使われますが、「自分を鍛えること」を示す場所でもあります。
つまり今回の満月は、「スピリチュアルな領域の鍛錬」がテーマ、ということになるでしょう。
テーマといっても、満月はさきほど書いたように次のサイクルにそなえる時期。
なので、イチからガツガツと何かに取り組むというよりは、前回の新月に立てた目標について振り返ったり、区切りをつけたり、休憩したり…といったことに、エネルギーを使っていくといいです。
前回の牡牛座の新月は、物質世界を楽しみ尽くすことがテーマでしたが、そこから得た安らぎや楽しみ、そして気づきを、今度は精神世界に溶かし込んでいくプロセスに入りました。
他者との交流にかかわる第7ハウスに逆行の土星が入っていること、そしてまさにスピリチュアリティにかかわる第8ハウスに、大きな変化をうながす冥王星が入っています。
そして「見えなくするハウス」の第12ハウスに、自分自身を示す太陽と、自己主張の火星が入り、さながら休息を取っているようです。
今回の満月は社会活動的なアプローチから少し遠ざかり(できる範囲でですよ)、ひとり静かに、瞑想的な心持ちで過ごすことで、内面が大きく成長していくのを感じられることでしょう。
さて、みなさまは今回の満月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょうか。
なお、サビアンシンボルから読み解く今回の満月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあさって20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。