山羊座の冷たい仮面の下は~双子座からみる彼らの背中

こんばんは、村上絵梨子です。

今回はちょっとした占星術エッセイ。わたしにとっては不思議な縁のある星座・山羊座と、クインカンクス(150度)という角度について思うことを書いてみようかな~と思います。

30余年も生きてると笑、人生の節目節目に重要な登場人物があらわれたりしますが…

わたしの場合、「あの人がかかわる出来事はターニングポイントになったな…」と思える人は、なぜかルミナリー(太陽と月のこと。「ライツ」とも)のどちらかが山羊座であることがほとんどです。

私は太陽が双子座なので、山羊座は150度、クインカンクスの星座にあたります。

クインカンクスというのは「すれ違い」の角度で、人間同士でいえばまったく共通項がなくてかすりもしない、赤の他人同士のような関係性。

つまりは、お互いに理解しあうのがむずかしい、宇宙人のような存在なんですよね。

双子座は知的で器用なため、なんでもある程度のレベルまではソツなくこなせます。

また、何となく話もうまいので、多少のことはコミュニケーションでカバーできるのです。

プラスの面だけみれば処世にたけた、ある意味おトクな星座なのですが、ひとつのことが長続きしにくい、言動に一貫性がないという弱点もあります。

まさにかつてのわたしもそうでした。

一方で山羊座というのは、双子座の正反対を超えて、少し斜め上をいっているようなイメージの星座です。

忍耐強く、ゼロから物事を完成させる力に長け、形や量よりも質を重視する…。

わたしの中身のなさを見抜き、テーマをつきつけてくるのは、大抵いつも山羊座の人でした。

そういうときの山羊座は、わたしにとっては本当に冷徹な感じ。だって、言うことが全部正論ですからもう、かなわないのです苦笑

かつての職場の先輩に山羊座の女性がいて、何かの会話の流れで「わたし、道理に合わないことは苦手でね…」と口にしていたのを妙によく覚えているのですが、

今にして思えば山羊座の静かな、それでいて確固たる正義感が滲み出たセリフだなと感じます。

そんな彼女とは、のちにわたしの落ち度で決定的な溝ができてしまいましたが、会わなくなって何年も経った今でも、ずっと後悔しています。

こんなふうに、友人関係でも、恋愛関係でも、仕事上の関係でも…

山羊座のエネルギーはその時々でちがう誰かの姿を借り、いつも双子座のわたしのテキトーさ、気まぐれさ、軽薄さを浮き彫りにして、えぐってきました。

ですが、山羊座がわたしに負わせた深い傷は、不思議といつもどこかのタイミングできちんと「成仏」して、わたしの血となり、肉となっていったのです。

ひとつのことを最後まで成し遂げる。

一貫した自分の意見を持つ。

うわべだけでなく質を追求する。

これらは全部、わたしが山羊座とのかかわりの中で学んできたことで、最初から生まれ持ったものではありません。

こんな経験から、わたしはクインカンクスを「化学反応を起こす角度」だととらえています。

これは教科書通りの解釈とはちょっと離れますが、お互いにない面を認めて折り合いをつける努力をすることで、今まで自分のなかに存在しなかった相手のエネルギーを宿すことができると思うのです。

そして自分に山羊座のエネルギーを宿せたと自覚できたときにはじめて、山羊座の愛おしいまでのひたむきさにも気が付きました。

山羊座は、大きな目標のためなら敵を作ることもいとわない…そういう星座です。

かつてわたしが「冷たい」と感じていた彼らの顔は仮面にすぎず、その下にはいつも、あたたかなハートが隠されていたのですね。

今はそんな山羊座の特性を、とりわけ主人の背中に見ています。

主人は、太陽が山羊座。

主人はとても実直で、双子座のわたしから見れば正直いろいろと不器用な男性です。

彼とは職場で知り合い、数年仕事ぶりをそばで見ていましたが、口先だけの適当なことはけして言いませんし、おべんちゃらもまったく使えません。

おかしいと思ったことは、たとえ上の人間相手であっても異議をとなえます。

まさに、「道理が通らないことを許さない人」。

ですが、その裏には自分の担当業務の売上を上げ、部下を守る、という大きな目標があり、そのために心を鬼にしていたことを、のちに知ることになりました。

彼はあまりフランクさを出さない(山羊座の特性的に出しづらい)ので、やっぱり「厳しい」「冷たい」と誤解されやすいとは思います。

でもわたしは、そういうところも含めて山羊座なりの優しさであることも知っています。

わたしは結婚後しばらくして義母に出生時間を尋ねるまで、あえて主人のホロスコープを一切見なかったのですが…

それまではなぜ彼がキャラのまるで違うわたしを嫁にしたいと思ったのか、不思議で仕方ありませんでした。

ですが、以前書いたようにわたしと主人はお互いに太陽星座とディセンダントの星座…つまり山羊座と双子座がそれぞれ入れ子になっている間柄。

これは弱点を補い合う、強い縁です。

それを知った時、はじめて「そういうことかー」と思え…

同時に、彼の持つ山羊座のあまりにもまっすぐなエネルギーには、わたしの双子座のような気楽で軽やかなエネルギーもまた必要であったのだ、と知りました。

それからは、山羊座のエネルギーも、双子座のエネルギーも、両方大事にすることにしていますが、本当に縁とは不思議なものです。

今までにぶつかり合った山羊座さんたちも、もしかしたら…ですが、わたしの双子座のエネルギーに接して何か感じるところがあったかも、なんて思うこともあります。

(ご縁が切れてしまっている今はもう、知るよしはないですが…)

みなさまももし身近にちょっと苦手、もしくは遠い存在に感じるような人がいたら、もしかしたらクインカンクスの星座の方かもしれません(自分の星座から数えて前後5番目の星座)。

ですが、何か自分がこの人から学ぶことはないか?という視点で見ると、その人に対する見方が変わるかも、ですよ。

そして余談ですが…主人との間に授かった娘は太陽星座が蠍座で、これまた双子座とはクインカンクス^^;

(出産予定日ではトラインの天秤座になる予定だったんですが、遅れに遅れて蠍座の時期に突入したという徹底ぶり笑)

どうやらわたしは主人だけでなく、娘からも学ぶことが多そうですねぇ。




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ABOUTこの記事をかいた人

村上絵梨子

1983年東京生まれ。 神奈川・横浜にて西洋占星術講座「エレオノーラ」を主宰するかたわら、本サイト「西洋占星術とタロットの学校」の全記事執筆・運営管理もしています。 使用占術は西洋占星術、タロット、ルノルマンカード。非霊感系です。 占いやスピリチュアルは現実に生かしてナンボなタイプで、地に足のつかない感じのフワフワしたスピはちょっと苦手。 普段は酒と塩っからい食べ物をこよなく愛する34歳です。 学習院大学文学部史学科卒。