こんばんは、村上碧です。
今日は秋分です。秋分というのは太陽が天秤座の0度に入ること。
その瞬間をとらえたホロスコープ、「秋分図」は四季図のひとつで、国の動向を読み解くのに不可欠なもの。春分図の読みをサポートする役割をもちます。
春分図は来年の春分までの1年間の範囲(特に春分~夏至)をカバーしますが、秋分図はそのなかの秋分から冬至までの範囲をカバーする…というわけです。
なので、有効期間は今年の冬至までになります。(2017年の春分図と、四季図(マンデン占星術)ついてはそれぞれこちらの記事をみてみてくださ~い)
2017年の秋分図はこちらです。
こちらの記事では、これから冬至まで、日本の様子がどうなっていくかをわたしなりに読んでみますね。
アセンダントは堅実で強い真面目さを帯びる乙女座。夏至図では第1ハウスには木星が入室していましたが、今回の秋分図では太陽が入室しているので、表面上の安定や日和見主義からの脱却を図る動きも出るかも。
ですが、太陽は天王星とクインカンクス(150度)ですので、なかなかスムーズにはいかないかもしれません。
保護と平和を象徴する木星は、突然の変化を示す天王星とオポジション(180度)。アメリカと北朝鮮の関係性もいよいよ一触即発な局面を迎えていますが…
そのかげで日本国民の象徴である月も天王星とオポジションになっており、二国間のいざこざにはからずも巻き込まれかねない暗示も出ています。
他にも「自国」そのものを示すICに苦難の象徴である土星が重なること、また「国土・気象」の領域である第4ハウスにのっぴきならない事態を示す冥王星が入っていることも、個人的にはかなり不安をかきたてられるところです…。
もしもアメリカと北朝鮮が開戦した場合、日本は北朝鮮から米軍基地への攻撃を受ける可能性が高いわけですから、そのあたりも懸念されますし、天災という意味においてもできうる限りの十分な備えが必要かなと思います。
また、もうひとつ怖いのがテロでしょうか。テロリズムは12ハウスの領域ですが、そこに事故や争いの象徴である火星が入室しているので、もう日本も対岸の火事では済まされない状況になってきているのかもしれません。
(火星は海王星とオポジションですから、海王星が象徴するものを使った手口―有毒ガスや薬品など―に、特に警戒する必要があるかも?)
一方で少しほっとするのが、国民の象徴の月に楽観と達観の木星が寄り添っているところ。
「明るさをたたえた冷静さ」とでもいうのでしょうか、このような不穏な空気にあっても、ある種の平和なスピリットは保たれるように感じるのですね。
ここをポジティブに傾けすぎると今はかえってよろしくないかも知れませんが、あえて気を引き締め、日ごろから防災意識を高めるように気をつけていれば、有事の際もスムーズな判断をすることができるでしょう。
これからの3ヶ月間は、「今までに経験したことのないもしも」を意識した生活をしていくことがテーマになりそうですね。
このリーディングが冬至までの過ごし方の参考になればと思います。