今回はその人の「イメージ」に深くかかわる、アセンダントのお話です。
アセンダントは天体ではないのですが、太陽、月とともにその人のキャラクターを読み解く超重要ポイントになります。
初対面の方からセッション申込みが入っても、この3つのサインを読んでおけばだいたいどんな方が来るのか予測がつくくらいです。
本題に入る前に、まずアセンダントサイン(星座)の見方をさらっと説明しておきますね、
実際にホロスコープを出していただくと、左上にそれぞれの天体が何座かが書かれている一覧表があります(ホロスコープ作成方法の記事リンクは最後にあります)。
その一覧表のすぐ上にある「上昇点」という項目(下の画像をご参照ください。小さいですが赤枠でかこってあります)が、アセンダントのサインになります。

上の図の例の場合、アセンダントサインは蟹座です。
ちなみに出生時間が不明の場合、正確なアセンダントサインはわかりませんのでご注意くださいね。
アセンダントサインは、その人が対外的に打ち出すイメージ(=持たれやすいイメージ)を示します。
わたしは、「人はアセンダントサインのイメージを使ってカッコつける」ととらえています。
たとえば、
エネルギッシュな牡羊座なら元気印っぽく振る舞う
優美な牡牛座ならおっとりっぽく振る舞う
知的な双子座なら博識っぽく振る舞う…
面倒見のいい蟹座なら包容力ありげに振る舞う…
面倒見のいい蟹座なら包容力ありげに振る舞う…
という感じです。
「まるっきり偽りのキャラというわけではないけれど、ある程度意識して引き出している面である」といえます。
以前、「太陽は表のキャラ」と書きましたが、それにはアセンダントサインのスパイスもかなり効いていると思います。
また、「容姿」を示すポイントでもあるとされ、かつては「アセンダントの星座が見てくれに影響する」、と割とマジメに信じられていた時代もありました。
ちなみにわたしはアセンダントサインが蟹座なのですが、その場合丸顔でむくみやすく、ポチャっとした体型になりやすい…とされています。
わたしの場合はけっこう当てはまるのでなんだか残念です笑
ただ、この説に関してはみんながみんな12星座の特徴に当てはまるわけでは当然ありませんので、実際はあまり重視しませんが…
ともあれ、アセンダントは内面的にも、そして外見的にも?その人の「イメージ」に直結するポイントであることには間違いないでしょうね。
■ご自分のホロスコープを作ってみたい方はこちらの記事をどうぞ
どの記号が何座にあたるかと、星座ごとの大まかなイメージはこちらをご覧ください。
