2019年の秋分図から、冬至までの流れを読み解いてみる

今日は秋分です。


秋分というのは太陽が天秤座の0度に入ること。


その瞬間をとらえたホロスコープ、「秋分図」は四季図のひとつで、国の動向を読み解くのに不可欠なもの。春分図の読みをサポートする役割をもちます。

春分図は来年の春分までの1年間の範囲(特に春分~夏至)をカバーしますが、秋分図はそのなかの秋分から冬至までの範囲をカバーする…というわけです。

なので、有効期間は今年の冬至までになります。(2019年の春分図と、四季図(マンデン占星術)ついてはそれぞれこちらの記事↓を見てみてください)

 

春分図から、2019年の流れを読み解いてみる

2019.03.21

国や集団の動きを見る、マンデン占星術〜冬至によせて

2016.12.21


2019年の秋分図はこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

こちらの記事では、これから冬至まで、日本の様子がどうなっていくかをわたしなりに読んでみます。



日本の置かれている状況を示すアセンダントは、「夢見る」エネルギーの魚座。国民の状況を示す第1ハウスには海王星が入室していますが、こちらはまさに魚座のルーラー(支配星)です。



ハードアスペクトが多めですので、どちらかというと「混迷」や「犯罪」といった、ややネガティブな解釈になると思われますが、最近は一昔前では考えられないような不穏な事件が多く発生しています(あえて具体的な事件名には言及しませんが…)。いつも以上に防犯意識を高めたほうがよいでしょう。



また、海王星の作用は事件・
犯罪という極端な形で出なくとも、「理由のはっきりしない不安」で人々を惑わせやすいです。抑圧・困難の土星と国民への影響を示す月がオポジション(180度)でもあるので、こちらもあいまって鬱屈した気持ちに悩まされやすいかもしれません。


感情にもやがかかった時は、「その原因が何なのかをできるだけロジカルに分析すること」が突破口につながるでしょう。



また、今回の秋分図でひときわ目をひくのは、第7ハウスに4つもの天体が集まっていることです。


マンデンおける第7ハウスは外交や戦争に関する領域。ここに太陽と火星が比較的近い位置に配されているのは、先ごろからの日韓関係の冷え込みを連想させるものがあります。その少し先に天秤座の水星・金星のコンジャンクションも入室していますが、こちらは日本の「天秤座的振る舞い(特定の物事にたいしての公正な態度)」がオーバーラップするように感じられます。


水星と月はスクエア(90度)でもありますが、これは交流・商業と国民への影響として見ることもできるかもしれません。実際に日韓関係悪化のあおりを受け、両国の交流に関するイベントが取りやめになったり、観光・旅行業界が危機的状況に陥るといったことも起こっています。


水星は土星とスクエアでもあり、そして土星は月とオポジション(180度)なので、この3つの星々は水星を頂点としたTスクエアを作っていることになります。これは強い葛藤を起こす配置ですが、この問題に限らずとも、洗練された・偏りのない思考やコミュニケーションが状況打開のキーになってゆくでしょう。



このリーディングが、冬至までの過ごし方についてなにか参考になればうれしいです。

 

 




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