こんばんは、村上碧です。
あさっての3/24は新月です。
今回は牡羊座4度、第6ハウスで起こります。
こちらが新月図です。
今回新月が起きる牡羊座は、ポジティブさと不屈の精神の星座です。
そしてそのエネルギーは第6ハウスで発揮されることになります。
第6ハウスは日常生活(ルーティン)を示す領域です。

現在、世界各地で新型コロナウィルスが猛威を振るっており、日本国内でも感染が広がっています。
欧州と比較すればまだまだ日本は善戦している印象もありますが、それでもやはり予断は許されない状況ですし、突如として学校が休校になったり、オリンピックが本格的に延期の検討に入ったり等々、生活面・経済面でも深刻な影響を及ぼしています。
それにともなう国民のストレスや不安も日々増幅し、平常時は見えなかった「ダークサイド」が顕在化するような出来事もあちこちで起きていますね。
この新月図では家や基盤を示す第4ハウスに冥王星(異化)、火星(攻撃性)、土星(忍耐)が入っていますが、なんだか象徴的だな…と思います。
ですが金星と木星の配置に、ある種の「明るい展望」を感じてもいます。
まず第8ハウスにある金星は「豊かな精神性」を示し、先ほどのあげた火星、土星の2つに対してトライン(120度)をとっていますが、これは内面的なことをより重要視することで、鬱憤や閉塞感をやわらげることができる可能性を示唆しています。
また、木星は冥王星、火星とともにコンジャンクション(0度)することでステリウムを形成し、金星のトラインの恩恵も受けています。
こちらは強いられている苦境を時代の転換点や精神的なバネにすることを助け、今回の災禍で露見した「人々を縛る因習」を打ち破り、清算する機会を与えてくれそうです。
そしてなにより心強いのは、第6ハウスにある牡羊座の新月(太陽&月のコンジャンクション・0度)。牡羊座は12星座のはじまりであり、不撓不屈の前向きさと、強い推進力を帯びています。また、太陽のすぐ近くにキロンも見えますが、キロンはよく言われる「医療」「癒し」のみならず、「高潔さ」の星でもあります。
これらが入室しているのは第6ハウスーまさに「ヘルスケア」、「メンテナンス」、そして「日常生活(ルーティン)」の領域です。
難局に置かれている今こそ淡々と、しかし心は熱く燃やしつつ…好ましい方向での努力を重ねていきたいですね。
さて、みなさまは今回の新月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょうか。
なお、サビアンシンボルから読み解く今回の新月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあさって20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。