こんばんは、村上碧です。
あさっての12/12は満月です。
今回は双子座19度、第2ハウスで起こります。
こちらが満月図です。

今回満月が起きる双子座は、「あらゆる方向に興味のアンテナを張る」星座です。
そこに「ここにないものを求める性質」をあらわす射手座の太陽のエネルギーが、強力に注がれています。
そしてそのエネルギーは第2ハウスで発揮されることになります。
第2ハウスは「生まれながらに持つ強み」をつかさどる領域です。
(第2は「金銭」という読み方が主流ではありますが、「生来の才能」という意味もあるのです)
今回の満月は、「好奇心の赴くまま、新たな可能性をさぐる」時期であることを暗示します。
今回の満月図でひときわ目をひくのは、MC(第10ハウスの始まり側の境界線)にコンジャンクション(0度)をとる冥王星です。
MCは「自己実現」にまつわるポイントで、冥王星は「規格外のエネルギーとそれにともなう変容」を示します。けれどもその変容とは、一体なにを通してなされるのでしょうか?
新月図からするとどうやらそれは、「あなたがもともと持っている持ち味を、これまでとはまったく違った分野・方向性で生かすこと」のようです。
言ってみれば、「あなたという素材を使ってできる料理のレパートリーを増やすこと」という感じでしょうか。
そのためには、自分のなかに沸き上がる興味関心を押し殺さないことが肝心です。今自分が強く惹かれるものはなにかを素直に感じ取って、それについて学んでいくと大きな収穫が得られるでしょう。
けれども注意したいのは、双子座は様々なことに興味を持つ分、散漫になりがちで思考があちこちに散らかりやすいこと。
満月(太陽&月のオポジション)の間には「ぼやかす」作用をもつ海王星が入り、Tスクエアを形成しています。Tスクエアは強い葛藤を示す配置です。
満月までの期間は複数のことを手掛けてももちろんOKなのですが、その場合、対象同志にはある程度の関連性を持たせた方が、うまく学びが進みやすいかと思います。
さて、みなさまは今回の満月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょうか。
なお、サビアンシンボルから読み解く今回の満月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあさって20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。