牡牛座の満月ー現実に根差すかたちで個性を生かす

こんばんは、村上碧です。

あすの11/12は満月です。
(アップが1日遅れてしまいました)


今回は牡牛座19度、第10ハウスで起こります。
こちらが満月図です。


今回満月が起きる牡牛座は「足元を固め、盤石にする」星座。
そこに「精神的な力強さ」を示す星座・蠍座のエネルギーが、強力に注がれます。

そしてそれは「世のために自分を役立てる」ための領域、第10ハウスで発揮されることになります。



今回の満月は、「自己表現を通して社会的立ち位置を築く」時期であることを暗示します。


今回のチャートを見ると、一番目立っているのはMCにコンジャンクション(0度)している天王星です。


MCとは簡単にお伝えすると第10ハウスの始まり側の境界、つまり第9ハウスと第10ハウスの間に挟まれている線の部分をさしますが、ここに今回のように天体が重なると、強烈なインパクトをともなって作用します。


MCは第10ハウスのもつ「自己実現・社会貢献」という意味合いの到達点を象徴しますが…


ここにオリジナリティを示す天王星がかかることをふまえると、今回の満月は自分の持ち味を社会貢献に生かすことがテーマとなるのでしょう。


ですが今回の満月は、月が牡牛座、太陽が蠍座という不動の性質をもつ星座でのコンビネーションとなっています。そのため、相応の「計画性・継続性」がないと、天王星を生かし切ることは難しくなってくるでしょう。



天王星はネガティブ側面から見ると「エキセントリック」さの象徴でもあり、もとより暴走しやすい天体でもあるのです。



今回の満月図の場合、天王星の手綱をとるためのヒントは土星にあります。



チャート右下の第6ハウスに、月&太陽のオポジション(180度・満月は太陽と月がオポジションになることを指します)の間を取りもつように土星が入っていますが、この土星の配置はメディエイション(調停)という複合アスペクトを作っています。


この満月図では、土星が太陽と月の間の緩衝材になり、両者がうまく働くことを助けますが、これはこの満月図の性質を生かすのに「集中力・自己コントロール力」がカギとなることを示します。


つまり、ある程度の方針と戦略をかためて行動することが、現実的なかたちでご自身の持ち味を生かすことにつながります。そしてそれが、社会貢献の第一歩につながっていくでしょう。

ちなみに…土星のエネルギーは、目的意識が散漫になりやすい柔軟宮に多く天体が集まっている人ほど、より強く意識するといいかもしれませんね。


さて、みなさまは今回の満月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょうか。


なお、サビアンシンボルから読み解く今回の満月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあす20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。

 

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