こんばんは、村上碧です。
あさっての8/1は新月です。
今回は獅子座8度、第9ハウスで起こります。
こちらが新月図です。

今回新月が起きる獅子座は、自己表現と創造の星座です。
そしてそのエネルギーは第9ハウスで発揮されることになります。
第9ハウスはあらゆる精神的成長を示す領域です。
今回の新月は、「表現を通して輝き、生きる力を得る」ことがテーマとなります。
先日の山羊座の月食は「ひそかに自分自身のスキルや教養を底上げする」時期でしたが、ここにきてようやく、その鍛錬が日の目を見るかたちになります。
太陽と月は第9ハウスでチャートの天頂近くにありますが、水星・金星もともに同ハウスに入室し、4つもの天体が集中していることになります。磨き上げてきたものを十全に表現したいという意欲がわき、またそのチャンスもめぐってくることでしょう。
また太陽&月は金星ときわめて近くにあり、この3天体でステリウムという特殊な配置を形成しています。
ステリウムとは同一サインの10度以内に3つ以上の天体が密集し、コンジャンクションになっている状態を指しますが(ただしステリウムの成立条件はこの他にも諸説ありますので注意)、この配置はそのサインにまつわる体験を良くも悪くも強烈なかたちでもたらします。
つまり今回の新月は太陽・月・金星という天体を通して、獅子座的な体験をぐっと濃密にもたらしてくるわけですが、より具体的にいうと、「学びの成果を発揮し表現することによって、あなたという人間に強くスポットライトが当たる」ことになります。
そのうえこの3天体には、高度な知性と癒しを示すキロンがトライン(120度)。
この配置はあなたに、これまでにないような自己肯定感とやすらぎ、そして人生を切り拓く力をもたらしてくれるでしょう。
ただ少々注意したいのは、3天体には同時に天王星がスクエア(90度)でもあることです。このあたりが悪く出ると、人より抜きん出たいという欲求を拗らせ、周囲と不和を引き起こすことにもつながりかねません。
この星回りのもとにいるのはあなただけでなく誰もが同じであること、また、ひとりひとりがオンリーワンの表現者であることを忘れずに。
さて、みなさまは今回の新月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょうか。
なお、サビアンシンボルから読み解く今回の新月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあさって20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。