こんばんは、村上碧です。
あさっての3/31満月です。
ちなみに、3月は満月が2回あります。
2回目の今回は天秤座10度、第11ハウスで起こります。
こちらが満月図です。

今回満月が起きる天秤座というのは、均衡と調和の星座です。
そこ熱いエネルギーや独立心を示す牡羊座の太陽のエネルギーが、強力に注がれています。
そしてそのエネルギーは第11ハウスで発揮されることになります。
第11ハウスは「ライフワーク」を示す場所ですが、今回の満月は、まさに「生涯を通しての目標を見つめるべき時」であることを暗示します。
先日の魚座の新月では、一旦心身ともに休息を取るための期間でした。
今回の満月では、そこでたくわえた気力・体力でもって、本来自分が全身全霊をかけて取り組みたいと願うことに焦点を当てることになります。
一つ注意が必要なのは、「損得勘定は一切抜きにすること」です。
なぜかというと、「自身の力で稼ぎだす金銭」を示す第2ハウスに、戦いの火星、抑圧の土星がそろって入室しており、なおかつともに満月とスクエアを取っています(葛藤の配置)。
これは、今回の満月で向き合うべき「ライフワーク」が、かならずしも経済的・物質的な潤いをもたらすものではないかもしれない、という可能性を強く示しています。
リアルな話、わたしたち人間は「食うに事欠く状態」で生活をしていくことはできません。
それゆえに働くことを余儀なくされますが、そのような労働はあくまで「ライスワーク」です。
ライスワークはもちろんとても大切ですが、その一方で「ライフワーク」は必ずしも急を要するものではないため、取り組みを後回しにしてしまいがち。
早くそのことに気付かないと、最悪一生手をつけずに終わってしまう可能性も大いにあります。
今回の満月は緊張感に満ち満ちた配置ですが…
それというのは「富や物質という現世的な縛りを超えた、心からの願望」に正面から向き合う難しさや、緊迫感のようなものを示しているように感じられます。
たとえお金にならなくとも、自分がが叶えたい願いは何か?取り組みたいと思うことは何か?
日ごろ、こうしたことを真剣に考えるチャンスはそうあるものではありませんので、この機に一度本音をとことん洗い出してみましょう。
そして、もしそれが経済面で折り合いがつかないようなことであれば、ライスワークとのバランスを見直すことで妥協点を探ってみましょう。
今わの際に後悔するようなことになっては、あまりにも寂しいですから…。
さて、みなさまは今回の満月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょうか。
なお、サビアンシンボルから読み解く今回の満月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあさって20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。