こんばんは、村上碧です。
あさっての3/2は満月です。
ちなみに、3月は満月が2回あります(2回目は31日の天秤座の満月)。
1回目の今回は乙女座11度、第5ハウスで起こります。
こちらが満月図です。

今回満月が起きる乙女座というのは、努力と鍛錬の星座です。
そこに夢やファンタジー示す魚座の太陽のエネルギーが、強力に注がれています。
そしてそのエネルギーは第5ハウスで発揮されることになります。
第5ハウスはあらゆる「創造性」を示す場所です。
つまり今回の満月は、「クリエイティビティと言う分野が磨き上がっていく」期間のはじまりを暗示します。
先日の水瓶座の日食では自己イメージを一新し、これから自分が向かうべき方向性を定めていくことがテーマでしたが…
今回の満月では、その方向へむかっていくための武器となる、クリエイティビティに磨きがかかっていくことになりそうです。
先ほど乙女座は「努力と鍛錬」の星座とお話しましたが、これらのキーワードって一見とってもおカタくて、生真面目なイメージですよね。ですが、今回の満月で示されているその「努力と鍛錬」は、とっても楽しく、遊び心にもあふれたものです。
第11ハウスには「生きる力の源泉」である太陽をはじめ、「夢とロマン」の海王星、「思考」を示す水星、「良しとすること」を示す金星、「癒し」を示すキロンの5天体が入っており、そのすべてが魚座です。
魚座は天体たちに「しなやかさ」と「イマジネーション」を授けます。
このように、チャート全体がまずふんわりとしたあたたかさに包まれており、あまり泥臭い雰囲気はありませんね。
また、満月は月と太陽の180度ですので、乙女座の努力のエネルギーを帯びた月に、そんな魚座のエネルギーをまとった太陽が強力にエネルギーを注いでいるのですが…
「現実性」を示す山羊座の土星がちょうど太陽と月の間を取り持つ角度をとり、「調停」という角度(複合アスペクト)を作りだしています。
これによって、ともすると地に足がつかなくなる魚座のファンタジックさを、きわめて安定した形で生かすことができるようになっているのです。
この機に自分がこれから打ち出していきたいコンセプトを、思いっきり楽しみながら洗練させていきましょう。
さて、みなさまは今回の満月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょうか。
なお、サビアンシンボルから読み解く今回の満月の裏テーマも読み解きますが、そちらの内容はあさって20時の配信のメルマガでお伝えしたいと思います。