こんばんは、村上碧です。
今日、春分を迎えました。春分というのは太陽が牡羊座の0度に入ること。
その瞬間をとらえたホロスコープ、「春分図」は四季図のひとつで、国の動向を読み解くのに不可欠なものです。
有効期間は来年の春分までになります。(四季図についてはこちらの記事をみてみてくださ~い)
2017年の春分図はこちらです。
こちらの記事では、これから1年間、日本がどうなっていくかをわたしなりに見てみますね。
まずアセンダント。これは日本の置かれている状況を示すんですが、こちらが天秤座なので、表面的にはそこそこ安定しているように見えるかもしれません。
その次にぱっと目を引くのは発展を示す木星と、急速な変化を示す天王星のオポジション(180度)なんですが…
木星が「自国」のアセンダントと、天王星が「周辺国・同盟国」のディセンダントに重なっています。
こちらで思い浮かんだのはアメリカのトランプ大統領の当選。
天王星のある第7ハウスは外交の領域なんですが、彼はまさに天王星的なトリックスターという感じです。
選挙期間中はわりと日本に対して強硬な路線でいくぞみたいなことを強調してましたが、1月の電話会談で「日米関係、さらに強くしてこ!」的な言葉を安倍首相にかけたという報道があったりして、イマイチ本音がよくわからん雰囲気。
木星の逆行は惰性を示すので、いつの間にか彼のペースに巻き込まれてました~、なんてことも起こりやすそうなので、政治的には注意が必要かも。
ですが、その一方で天王星は国民を示す月とイイ感じの角度を取っていますので、彼が大統領になったことで日本がなんらかの恩恵を受けるような暗示も。
(デフレ脱却のきっかけをつかめるとか?)
軍隊…日本でいえば自衛隊を示す第6ハウスには、吉星である太陽と金星が重なっているので、すぐに米軍が撤退するようなことはないかな…という感じですが、
同時に水星も金星とかなさっているので、「日米安保」とか、「自国の防衛」といったことを真剣に考え直さないといけない時期にはきているのかもしれません。
また、第7ハウスの話にちょっと戻ってしまいますが、「争い」を示す火星が入ってもいるので、アメリカの今後だけでなく、中国や北朝鮮などについても引き続き心配のタネは尽きることがなさそうですね。
あと気になるのは、ただならぬ事態を示す冥王星が、逆行の木星と不調和な角度をつくっていること。
冥王星があるのは初等教育を示す第3ハウスなので、教育現場で子どもの貧困や、学力の低下といったことが取りざたされるかもしれません。
わりとチャレンジングな配置が多いので、気を引き締めていかなければならない一年かな~と思われます。
さあ、あなたはこれからどのような1年を過ごされますか?